「Kindle Scribe」と「Kindle Oasis 10th」の違い

「Kindle Scribe」は2022年9月29日に発表されたアマゾンの電子書籍リーダーです。スタイラスペンに対応したKindleの新シリーズになっています。

現行のKindleシリーズで最大だった「Kindle Oasis」(2019年7月)の7インチを大きく超える10.2インチのディスプレイを搭載しているので、両機種の外観・スペックを比較してみました。

• 【サイズ】
  「Kindle Scribe」は10.2インチのディスプレイですが、「Kindle Oasis 10th」は7インチです。本体サイズは「Kindle Scribe」が「Kindle Oasis 10th」よりも、幅が55mm、高さが71mm、質量が245g、大きく重くなっています。
• 【ディスプレイ】
  「Kindle Scribe」は、フロントライトが「Kindle Oasis 10th」の「25個」よりも多い「35個」なので光の均一性が高くなっています。「Kindle Oasis 10th」は、ページめくりが可能な物理ボタンや、「IPX8」の防水機能を搭載しています。

• 【スタイラスペン】
  「Kindle Scribe」は充電やペアリングが不要な専用ペンに対応しています。電子書籍へのマーカーからメモ書き、ToDoリストなど様々な用途で利用可能です。ペンは「スタンダード」と「プレミアム(ショートカットボタンや消しゴム機能あり)」の2種類から選択できます。
• 【その他】
  「Kindle Scribe」は、最大でストレージ「64GB」がラインナップされ、バッテリー容量がより優れ、USB端子に「Type-C」を採用しています。「Kindle Oasis 10th」は、Kindleストアや電子書籍のダウンロードで利用できる「無料4G」モデルが用意されています。

製品名	Kindle Scribe	Kindle Oasis 10th
発売日	2022年11月30日	2019年07月24日
予想価格	16GB スタンダードペン付き: 4万7980円前後、16GB プレミアムペン付き: 5万1980円前後、32GB プレミアムペン付き: 5万4980円前後、64GB プレミアムペン付き: 5万9980円前後	8GB 広告つき: 2万9980円前後、8GB 広告なし: 3万1980円前後、32GB 広告つき: 3万2980円前後、32GB 広告なし: 3万4980円前後、32GB 広告なし 無料4G: 4万980円前後
無料4G回線		○(Kindleストアのアクセスや電子書籍のダウンロードが可能)
シリーズ	Kindle Scribe (キンドル・スクライブ)	Kindle Oasis (キンドル・オアシス)
発売時のOS	未確認
アプリストア	Kindleストア
CPU(プロセッサ)	未確認
RAM	未確認
ストレージ	16GB、32GB、64GB	8GB、32GB
microSDカード
モニター	10.2インチ、300ppi	7インチ、300ppi、Amazon Paperwhiteディスプレイ
パネル	電子ペーパー E-Ink(イーインク)、フラットベゼル、タッチスクリーン／パネル、フォント最適化技術、16階調グレースケール、反射抑制スクリーン、色調調節ライト、明るさ自動調整機能、自動画面回転機能
防水・防塵性能		IPX8等級(水深2mの真水に沈めても最大60分間耐えることが可能)
セキュリティ	生体認証に非対応
カメラ
Wi-Fi	IEEE 802.11 b/g/n
インターネット	電子ペーパーなので簡易(動画再生など不可)
Bluetooth
GPS
テレビ	ワンセグ／フルセグに非対応
内蔵型ライト	LED 35個	LED 25個
手書き入力機能	○(マグネットで本体側面に装着可能なペンに対応、プレミアムペンは消しゴム機能やショートカットボタンに対応)
ページ送りボタン		○
人間工学的デザイン		○
バッテリー	明るさ設定13、ワイヤレス充電オフで1日30分使用の場合に最大12週間利用可能(手書き機能では最大3週間)	明るさ設定13、ワイヤレス充電オフで1日30分使用の場合に最大6週間利用可能
充電時間	PCからUSB経由の充電で約7時間、USB充電アダプター(9W)経由で約2.5時間	PCからUSBまたはUSB充電アダプター(5W)経由の充電で約3時間
イヤホンジャック
コネクター	USB Type-C	マイクロUSB B 2.0
作り	アルミニウム
幅	196mm	141mm
高さ	230mm	159mm
奥行き／厚み	5.8mm	3.4-8.4mm
質量／重さ	433g	188g
カラー	タングステン	グラファイト