「Moto e6 Plus」と「Moto e6 Play」の違い

「Moto e6 Plus」と「Moto e6 Play」は2019年10月25日に海外発表されたモトローラ・モビリティ(中国・レノボグループ)のスマートフォンです。「Moto Eライン」はエントリー向けシリーズで、「Moto e6 Plus」が上位、「Moto e6 Play」が下位になっています。両機種の外観・スペックを比較してみました。

• 【サイズ】
  「Moto e6 Plus」は6.1インチ(1560x720)のディスプレイですが、「Moto e6 Play」は5.5インチ(1440x720)です。本体サイズは「Moto e6 Plus」が「Moto e6 Play」より、幅が2.2mm、高さが9.1mm、厚みが0.3mm、質量が9.7g、大きく重くなっています。「Moto e6 Plus」はノッチ(切り欠き)がある画面占有率が高いディスプレイです。
• 【プロセッサ】
  「Moto e6 Plus」はオクタコアのプロセッサーを搭載していますが、「Moto e6 Play」はクアッドコアです。「Moto e6 Plus」はRAMが最大4GB・ストレージが最大64GBに対し、「Moto e6 Play」は2／32GBモデルのみです。処理性能は「Moto e6 Plus」のほうが優れています。
• 【カメラ】
  「Moto e6 Plus」は背面にデュアルカメラを搭載していますが、「Moto e6 Play」はシングルカメラです。「Moto e6 Plus」は「標準カメラ」に加えて、被写界深度測定用だと思われる「200万画素カメラ」が追加されています。また、正面カメラは「Moto e6 Plus」が「800万画素 F2.0」に対し、「Moto e6 Play」は「500万画素 F2.2」なので、「Moto e6 Plus」のほうがより高画素で明るいレンズです。

製品名	モトローラ Moto e6 Plus	モトローラ Moto e6 Play
発売日	海外では2019年10月
予想価格	2万円台	1万円台
キャリア	デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
SIMスロット	nanoSIMスロットｘ2、microSDスロットｘ1のトリプルスロット
シリーズ	Moto Eシリーズ
発売時のOS	Android 9.0 Pie
SoC(プロセッサー)	CPU: MediaTek Helio P22 オクタコア (8ｘ2.0GHz)	CPU: MediaTek MT6739 クアッドコア (4ｘ1.5GHz)
RAM	2GBまたは4GB	2GB
ストレージ	32GBまたは64GB	32GB
メモリーカード	microSDXC(512GB)	microSDXC(256GB)
バッテリー容量	3000mAh
防水・防塵仕様	未確認
セキュリティ(生体認証)	指紋センサー(背面に設置)、顔認証は未確認	指紋センサー(背面に設置)、顔認証
モニター／画面解像度	6.1インチ、HD＋(1560x720ドット)、比率19:9	5.5インチ、HD＋(1440x720ドット)、295ppi、比率18:9
パネル	液晶ディスプレイの予想、水滴型ノッチ(切り欠き)	IPS液晶ディスプレイ
HDR動画再生対応
Wi-Fi	未確認	IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)
対応バンド	4G: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 28	4G: 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 38 / 40 / 41、3G: 1 / 2 / 5 / 8
Bluetooth	○(4.2)
NFC
おサイフケータイ／FeliCa
GPS	○
背面／アウトカメラの画素数	1300万画素 76° F2.0＋200万画素 76° F2.0	1300万画素 F2.2、PDAF
動画機能	フルHD(1080p)、mp4	未確認
正面／インカメラの画素数	800万画素 73° F2.0	500万画素 F2.2
コネクター	microUSB
3.5mmヘッドホンジャック	○
ハイレゾ
FMラジオ	未確認	○
各種センサー	加速度、近接	加速度、近接、環境照度センサー
幅	73.1mm	70.9mm
高さ	155.6mm	146.5mm
奥行き	8.6mm	8.3mm
重さ	149.7g	140g
カラー	ルビ、メタリックグレー、メタリックレッド、ブルー	ターコイズブルー、ブラック