「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」の違い


「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」の違いを比較しました。

「iPhone X(テン)」は初代iPhone(2007年)の発売から10周年を期待したハイエンドモデルです。同時発表された「iPhone 8 Plus」の前モデル「iPhone 7 Plus」と外観・スペックを比較してみました。

「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」 1
「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」の正面比較

「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」 2
「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」の背面比較

「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」 3
「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」を重ねた比較画像。「iPhone X」が赤色です。

外観・デザイン
  • 【ホームボタンと指紋認証】
    「iPhone 7 Plus」は正面下部にホームボタンが設置されていましたが、「iPhone X」は非搭載です。「iPhone 7 Plus」のホームボタンは指紋認証が行える「Touch ID」も兼ねていましたが、「iPhone X」はホームボタンがなくなったことで顔認証の「Face ID」に変更されています。ホーム画面には画面下側からスワイプすることで戻ることができます。「iPhone 7 Plus」は顔認証に非対応です。
  • 【狭額縁設計】
    「iPhone X」は上下四隅の縁部分(ベゼル)をなくして正面のほぼ全面がディスプレイ(ガラス)になっている「狭額縁設計」を実現しています。四隅のコーナーも曲線のデザインになっています。アップルはこのデザインを「スマートフォンの未来形」と呼んでいます。
  • 【ディスプレイサイズ】
    「iPhone X」は「iPhone 7 Plus」より、幅が7mm、高さが14.6mm、奥行きが0.4mm、質量が14g、小さく軽くなっています。しかし、ディスプレイサイズは「iPhone 7 Plus」が5.5インチ(1920x1080px、401ppi)なのに対し、「iPhone X」は5.8インチ(2436x1125px、458ppi)になっています。「iPhone X」は本体サイズを小型化しながらもディスプレイの大型化・高画質化を実現しています。
  • 【ディスプレイ性能】
    「iPhone 7 Plus」はIPS液晶が搭載されていましたが、「iPhone X」は有機ELが搭載されています。「有機ELディスプレイ」は発色やコントラストなどの画質面で「IPSディスプレイ」よりメリットがありますが、価格が高価になるデメリットがあります。「iPhone X」のディスプレイは「iPhone 7 Plus」の「Retinaディスプレイ」を上回る「Super Retinaディスプレイ」と位置付けられています。
  • 【耐久性】
    「iPhone 7 Plus」は背面に金属素材が使用されていましたが、「iPhone X」はガラス素材に変更されています。「iPhone X」のガラス素材は、これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるものになり、高級感も上がっています。また、フレームには医療で使われているものと同じグレードのステンレススチール製になっています。これにより本体の強度が増して耐久性や耐水性能が向上しています。
  • 【カラーバリエーション】
    「iPhone 7 Plus」はローズゴールド、ゴールド、シルバー、ブラック、ジェットブラックの5色でしたが、「iPhone X」はシルバー、スペースグレイの2色です。ローズゴールドとゴールドがなくなり、ブラックとジェットブラックはスペースグレイになりました。
  • 【容量】
    「iPhone 7 Plus」は内部メモリーが32GB、128GBでしたが、「iPhone X」は64GB、256GBになりました。

追加した機能
  • 【ワイヤレス充電】
    「iPhone X」はワイヤレス充電「Qi」に対応しています。Lightningケーブルを差し込まずに充電パッドに置くだけで充電することができます。対応する「AirPods」や「Apple Watch」も無線充電が可能です。
  • 【True Toneディスプレイ】
    「iPhone X」はディスプレイに「True Tone」性能が追加されたことで、環境に合わせてより自然なディスプレイ表示をすることができます。周辺光に合わせてディスプレイのホワイトバランスを自動的に調節し、白色をより正確な見え方に適応することで目の疲れを軽減することが可能です。
  • 【アニ文字】
    「iPhone X」は正面カメラを利用することで、撮影した自分の顔の表情をキャラクターに反映する「アニ文字」が利用できます。

向上した機能
  • 【プロセッサ】
    「iPhone 7 Plus」は「A10 Fusion」「M10」のプロセッサーとコプロセッサーが搭載されていましたが、「iPhone X」はよりCPU(処理性能)やGPU(グラフィック性能)が高速化された「A11 Bionic」「M11」を搭載しています。「A11 Bionic」は「A10 Fusion」と比べると、CPUは70%、GPUは30%の向上をし、最大で1.7倍のパフォーマンス向上を実現しています。
  • 【カメラ画質】
    「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」の背面カメラはどちらもレンズが2つあるダブルカメラになっていますが、「iPhone X」の望遠レンズはスペックが向上しています。「iPhone 7 Plus」はF2.8の絞り値で手ブレ補正は非搭載でしたが、「iPhone X」はより明るくなったF2.4で光学式手ぶれ補正が搭載されています。また、「iPhone X」は新しいカラーフィルタが搭載されたことでより色域が広い写真を撮影することができます。暗所でのオートフォーカス性能も向上しています。
  • 【ポートレートモード】
    「iPhone X」と「iPhone 7 Plus」はどちらも背面カメラによる「ポートレートモード」が使用できますが、「iPhone X」は機能が向上しています。「被写界深度エフェクト」は、よりシャープで、自然に背景のぼかしができるようになりました。さらに、「iPhone X」にはベータ版の「ポートレートライティング」機能が搭載され、顔検出に追加してスタジオ照明のような印象的な影などのドラマチックな照明エフェクト(照明効果)でポートレート撮影することが可能です。
  • 【正面カメラ】
    「iPhone X」は正面カメラが顔認証に対応しているため、「TrueDepthカメラ」システムと呼ばれる顔を正確に認証するカメラになっています。「TrueDepthカメラ」システムを利用することで、「iPhone X」は正面カメラでも「ポートレートモード」「ポートレートライティング(ベータ版)」を使用することができます。
  • 【動画性能】
    「iPhone 7 Plus」は4K 30fpsまでの動画性能でしたが、「iPhone X」は4K 60fpsに向上しています。スローモーション動画は、1080p(フルHD)で120fpsから240fpsになりました。


製品名iPhone XiPhone 7 Plus
発売日2017年11月03日2016年09月16日
価格(32GB)-74,800円
価格(64GB)112,800円-
価格(128GB)-85,800円
価格(256GB)129,800円-
OS(発売時)iOS 11iOS 10
プロセッサーA11(64ビットアーキテクチャ搭載A11 Bionicチップ ニューラルエンジン)A10(64ビットアーキテクチャ搭載A10 Fusionチップ)
コプロセッサーM11(組み込み型M10モーションコプロセッサ)M10(組み込み型M10モーションコプロセッサ)
RAMメモリー3GB(予想)
Bluetooth5.04.2
NFC○(FeliCa)
Assisted GPS、GLONASSおよびQZSS
デジタルコンパス
Wi-Fi
iBeaconマイクロロケーション
Touch ID-○(指紋認証センサー)
Face ID○(顔認証センサー)-
Apple Pay
気圧計
3軸ジャイロ
加速度センサー
近接センサー
環境光センサー
Siri○(Siri7)
サイズ5.8インチ5.5インチ
解像度2,436x1,125px1,920x1,080px
画素密度458ppi401ppi
ディスプレイSuper Retina HDディスプレイ 5.8インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi-Touchディスプレイ HDRディスプレイ 1,000,000:1コントラスト比(標準)Retina HDディスプレイ IPSテクノロジー搭載5.5インチ(対角)ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ 1,300:1コントラスト比(標準)
True Toneディスプレイ-
3D Touch
広色域ディスプレイ(P3)
最大輝度625cd/m2(標準)
広視野角のためのデュアルドメインピクセル
耐指紋性撥油コーティング
複数の言語と文字の同時表示をサポート
拡大表示
簡易アクセス
iSightカメラ1200万画素(裏面照射型センサー)x2(広角と望遠カメラ)
iSightカメラのレンズ広角:F1.8、望遠:F2.4広角:F1.8、望遠:F2.8
光学ルズーム最大2倍
デジタルズーム最大10倍
光学式手ブレ補正○(広角・望遠レンズ対応のデュアル光学式手ぶれ補正)○(広角レンズのみ)
ポートレートモード○(正面カメラも対応)
ポートレートライティング(ベータ版)○(正面カメラも対応)
クアッドLED True Toneフラッシュ○(スローシンクロ、動画時も可)
パノラマ○(最大63メガピクセル)
サファイアクリスタル製レンズカバー
ハイブリッド赤外線フィルタ
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
タップしてフォーカス○(Focus Pixelsを利用)
手ぶれ補正機能を使ったLive Photos
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
強化されたローカルトーンマッピング
人体検出と顔検出○(動画時も可)
露出コントロール
ノイズリダクション
写真の自動HDR
自動手ぶれ補正
バーストモード
タイマーモード
写真へのジオタグ添付
画像撮影フォーマットHEIF、JPEG
4Kビデオ撮影○(60fps)○(30fps)
1080p HDビデオ撮影○(30fps、60fps、120fps、240fps)○(30fps、60fps、120fps)
720p HDビデオ撮影○(30fps)○(30fps、240fps)
動画の光学式手ぶれ補正
スローモーション動画
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
映画レベルのビデオ手ぶれ補正○(1080pと720p)
連続オートフォーカスビデオ
ノイズリダクション
4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影
再生ズーム
ビデオへのジオタグ添付
ビデオ撮影フォーマットHEVC、H.264
FaceTimeカメラ700万画素(裏面照射型センサー)
FaceTimeカメラのレンズF2.2
TrueDepthカメラ-
アニ文字-
動画HD(1080p)
Retina Flash
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
自動HDR
人体検出と顔検出
自動手ぶれ補正
バーストモード
露出コントロール
タイマーモード
ビデオ通話○(FaceTimeビデオ)
オーディオ通話○(FaceTimeオーディオ)
バッテリーリチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
ワイヤレス充電○(Qi)-
充電USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電
連続通話時間(ワイヤレス)最大21時間3Gで最大21時間
連続待受時間最大16日間
インターネット利用最大12時間3Gで最大13時間、4G LTEで最大13時間、Wi-Fiで最大15時間
ワイヤレスビデオ再生最大13時間最大14時間
ワイヤレスオーディオ再生最大60時間
動作時環境温度0~35°C
保管時(非動作時)温度-20~45°C
相対湿度5~95%(結露しないこと)
動作高度3,048mまでテスト済み
同梱物本体、EarPods with Lightning Connector、Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ、Lightning - USBケーブル、USB電源アダプタ、マニュアル
カラーシルバー、スペースグレイローズゴールド、ゴールド、シルバー、ブラック、ジェットブラック
コネクタLightning
3.5mmヘッドフォンジャック-
ヘッドフォンEarPods with Lightning Connector
SIMカードnano-SIM、micro-SIMカードには非対応
補聴器両立性の格付けiPhone X (モデルA1902):M3、T4iPhone 7 Plus (モデルA1785):M3、T4
防沫性能、耐水性能、防塵性能IEC規格60529にもとづくIP67等級
70.9mm77.9mm
高さ143.6mm158.2mm
奥行き(厚み)7.7mm7.3mm
重さ174g188g
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