エンジニアの嗜みにキヤノンミラーレス用レンズの特許が紹介されています。
レンズのスペックは9-18mm F3.5-4.5らしいけど、それより歪曲収差に関する解説が勉強になります。
レンズで歪曲収差を光学的に補正するとレンズは大きくなるので、レンズを小さくしたいミラーレスなどはカメラで電子的に歪曲収差を補正することでレンズを小型化しています。
ただ歪曲収差は電子的に補正すると解像力が落ちて、その補正も歪曲の量ではなく補正しやすい歪曲収差の形状であるかどうかで画質劣化の度合いが違うようです。
一見すると歪曲収差が多くても、補正しやすい形状の歪曲収差なら補正後に画質劣化はそんなに起こらないってことかな?
そう言えばシグマも30mm F1.4 DC DN Contemporaryは歪曲収差を光学補正じゃなくて電子補正することで小型化したレンズだと思います。
サードパーティ製レンズは電子補正が難しいと思うけど、頑張って欲しいです。。
http://egami.blog.so-net.ne.jp/2016-04-18
情報屋さん (2016年04月18日14:20)