「かんたんスマホ2」と「Libero S10」の違い

「かんたんスマホ2」は2020年7月29日にワイモバイルから発表された京セラのスマートフォンです。スマホ初心者やシニアでも使いやすい簡単操作が可能な「かんたんスマホ」(2018年8月発売)の後継モデルになっています。コストパフォーマンスに優れたZTEの「Libero S10」と外観・スペックを比較してみました。

• 【サイズ】
  「かんたんスマホ2」は5.6インチ(1480x720)のディスプレイを搭載していますが、「Libero S10」は5.7インチ(2160x1080)です。本体サイズは「かんたんスマホ2」が「Libero S10」よりも、幅が2.2mm狭く、高さが6.8mm大きく、奥行きが0.5mm厚く、質量が14g軽くなっています。「かんたんスマホ2」には物理的な「電話・ホーム・メール専用キー」が設置されています。
• 【ボディ】
  「かんたんスマホ2」と「Libero S10」はどちらも防水・防じん機能に対応していますが、「かんたんスマホ2」はより等級が高く、耐衝撃機能にも対応しています。「かんたんスマホ2」はディスプレイに、「Libero S10」の「液晶」よりも高コントラストで発色に優れた、「有機EL」を採用しています。
• 【その他】
  「かんたんスマホ2」は、「迷惑電話対策機能」「ワンセグ」「赤外線」機能を搭載し、無線LAN通信規格が「IEEE 802.11 a/b/g/n/ac」(Libero S10はIEEE 802.11 b/g/n)に対応しています。「Libero S10」は背面に「デュアルカメラ」と「指紋認証センサー」が設置されています。「かんたんスマホ2」はメディアテック製、「Libero S10」はクアルコム製のエントリークラスSoCを採用しています。

製品名	京セラ かんたんスマホ2	ZTE Libero S10
発売日	2020年08月06日	2019年11月08日、レッド: 12月19日
キャリア	ワイモバイル
予想価格	3万960円前後	2万8800円前後
シリーズ	かんたんスマホ	リベロ(Libero)
発売時のOS	Android 10	Android 9.0
SoC(プロセッサー)	CPU: MediaTek Helio A22 MT6761 クアッドコア (2.0GHz)	CPU: Snapdragon 450 オクタコア (8ｘ1.8GHz)
外部メモリー	microSDXC(512GB)
ストレージ	32GB
RAM	3GB
バッテリー容量	3300mAh	3100mAh、USB PD
連続通話時間	3G: 約1400分、FDD-LTE: 約1500分、GSM: 約960分	3G: 約1800分、FDD-LTE: 約1440分、GSM: 約1900分
連続待受時間	3G: 約710時間、LTE: 約690時間、AXGP: 約680時間、GSM: 約740時間	3G: 約450時間、FDD-LTE: 約460時間、AXGP: 約470時間、GSM: 約400時間
防水・防塵機能	IPX5/IPX8、IP6X、MIL-STD-810G(耐衝撃)	IPX7、IP5X
生体認証		指紋認証(背面に設置)
モニター	5.6インチ、HD＋(1480x720ドット)、比率18.5:9	5.7インチ、フルHD＋(2160x1080ドット)、比率18:9
パネル	有機EL	TFT液晶
HDR動画再生対応	未確認
Wi-Fi	IEEE 802.11 a/b/g/n/ac	IEEE 802.11 b/g/n
受信時最大	112.5Mbps(ワイモバイル)
送信時最大	46Mbps(ワイモバイル)
NFC
FeliCa／おサイフケータイ
Bluetooth	5.0	4.2
GPS	○
テレビ	ワンセグ
赤外線	○
ハイレゾ	未確認
背面／アウトカメラ	1300万画素	1300万画素(標準)＋200万画素(深度測定用の予想)
カメラ機能	未確認	背景ぼかし、ポートレート／ビューティーモード
手ブレ補正	○(静止画)	○(静止画／動画)
動画機能	フルHD(1920x1080)
正面／インカメラ	500万画素
その他	電話・ホーム・メール専用キー、かんたん文字入力、ラジオ(radiko＋FM)、押すだけサポート(末端の診断＆解決)、迷惑電話対策機能(優良防犯電話 全国防犯協会連合推奨)	ウェットタッチ、手袋モード、かんたんモード、片手モード
コネクター	USB Type-C
ヘッドホンジャック	○
幅	71mm	73.2mm
高さ	159mm	152.2mm
奥行き／厚み	8.9mm	8.4mm
質量／重さ	151g	165g
カラー	レッド、ネイビー、シルバー	レッド、ネイビー、ホワイト