「α6400」と「α6300」の違い


ソニー(Sony)

ソニー「α6400 (a6400、ILCE-6400、アルファ・ロクセンヨンヒャク)」と「α6300 (a6300、ILCE-6300、アルファ・ロクセンサンビャク)」の違いを比較しました。

「α6400」は2019年1月16日に発表されたソニーのミラーレスカメラです。「α6300」(2016年3月11日発売)の後継モデルなので外観・スペックを比較してみました。「α6400」はYouTuberなどのビデオブロガー(Vlog)向けのカメラがコンセプトになっています。「α6500」(2016年12月2日発売)は「α6400」と「α6300」の上位機種です。
※2019年6月13日に「α6400」が「リアルタイム瞳AFの動物対応」をするファームウェアが公開されました。

「α6400」と「α6300」 1
「α6400」と「α6300」の正面比較

「α6400」と「α6300」 2
「α6400」と「α6300」の背面比較

「α6400」と「α6300」 3
「α6400」と「α6300」の上部比較

「α6400」と「α6300」 4
「α6400」と「α6300」を側面比較

外観・デザイン
  • 【モニター】
    「α6300」は上方向約90度・下方向約45度に可動するチルト式モニターでしたが、「α6400」は上方向約180度・下方向約74度でより可動域が広がりました。「α6400」は上方向に180度回転させることで自分撮り撮影に対応し、タッチパネル機能も新しく追加されています。
  • 【本体】
    「α6400」と「α6300」はほぼ同じサイズですが、「α6400」のほうが少しだけ厚みが増しています。カラーバリエーションは「α6300」がブラック1色だけだったのに対し、「α6400」はブラックとシルバーの2色になりました。

機能・特徴
  • 【画像処理エンジン】
    「α6400」は画像処理エンジン「BIONZ X」が、フラッグシップモデル「α9」や高画素フルサイズモデル「α7R III」と同世代の最新版に更新されました。画質や高感度性能、オートフォーカス性能などの機能全般が向上しています。
  • 【AI機能】
    「α6400」はAIによる物体認識を取り入れることでトラッキング性能が向上しました。被写体追尾AFは「リアルタイムトラッキング」になったことで、走ってくる選手を撮影しやすい「押す間トラッキング」や不規則な被写体を撮影しやすい「タッチトラッキング」などを選択可能です。「瞳AF」は「リアルタイム瞳AF」になり、シャッターボタン半押し時の瞳AFや「右目」「左目」を選択して切り替えることなどができます。
  • 【オートフォーカス性能】
    「α6300」はコントラストAFの測距点が169点でしたが、「α6400」は425点に増えたことでより広範囲・高密度なAFエリアになりました。また、「α6300」はオートフォーカス速度が0.05秒だったのに対し、「α6400」は世界最速の0.02秒を実現しています。
  • 【バッファメモリー】
    「α6300」は連続撮影可能枚数がRAW:21枚・RAW+JPEG:21枚・JPEG L スタンダード:55枚でしたが、「α6400」はRAW:46枚・RAW+JPEG:44枚・JPEG L スタンダード:116枚に向上しました。「α6400」はより優れた高速撮影が可能です。
  • 【その他】
    「α6400」は、より暗い場所でも正確なオートフォーカスが可能なEV-2の対応、4K HDR(HLG)による動画撮影、最大5倍のスローモーションと最大60倍のクイックモーションが撮影できる「スロー&クイックモーション」、スマートフォン経由で位置情報が取得できる「Bluetooth」機能の活用などが可能です。



「α6400 (a6400、ILCE-6400、アルファ・ロクセンヨンヒャク)」と「α6300 (a6300、ILCE-6300、アルファ・ロクセンサンビャク)」のスペック違いを比較
製品名ソニー α6400ソニー α6300
発売日2019年02月22日2016年03月11日
価格11万円前後10万円以下
シリーズα(アルファ)シリーズ
マウントソニーE系マウント
センサーAPS-C(23.5×15.6mm Exmor CMOS)
ローパスフィルター○(予想)
アンチダスト帯電防止コートおよび超音波振動、作動は電源OFF時
画像処理エンジン最新世代のBIONZ X、フロントエンドLSIBIONZ X、フロントエンドLSI
画素数2500万総画素、2420万有効画素
最大記憶画素数6000x4000px
ISO常用:100-32000、拡張:102400常用:100-25600、拡張:51200
連写Hi+時:11コマ/秒、Hi時:8コマ/秒、Mid時:6コマ/秒、Lo時:3コマ/秒
連続撮影可能枚数RAW:46枚、RAW+JPEG:44枚、JPEG L スタンダード:116枚RAW:21枚、RAW+JPEG:21枚、JPEG L スタンダード:55枚
オートフォーカス方式コントラストAF+像面位相差AF(ファストハイブリッドAF)、4Dフォーカス
被写体追尾AFリアルタイムトラッキング(AI機能)ロックオンAF
瞳AF(顔認識)リアルタイム瞳AF(AI機能)
オートフォーカス速度0.02秒0.05秒
検出輝度範囲EV -2~20EV -1~20
AFエリア425点(像面位相差AF)、425点(コントラストAF)425点(像面位相差AF)、169点(コントラストAF)
ファインダー電子式ビューファインダー0.39型 (約235.9万ドット/視野率100%/倍率約0.7[1.07]倍)
モニター3インチ (92.16万ドット)
シャッタースピード1/4000-30秒、バルブ撮影
フラッシュ同調速度1/160秒
電子先幕シャッター
電子シャッター
サイレントシャッター○(8コマ/秒連写)○(8コマ/秒連写の予想)
AWB時の優先設定標準、雰囲気優先、ホワイト優先
セルフタイマー2、5、10秒
撮影可能コマ数(バッテリーライフ)ファインダー時:約360枚、液晶モニター時:約410枚ファインダー時:約350枚、液晶モニター時:約400枚
実動画撮影時ファインダー時:約70分、液晶モニター時:約75分
連続動画撮影時ファインダー時:約125分、液晶モニター時:約125分ファインダー時:約115分、液晶モニター時:約115分
RAW○(ARW、14bit圧縮)、RAW+JPEG
JPEG
TIFF
動画4K(3840x2160) 30p 100M、フルHD(1920x1080) 60p 50M
4K動画仕様4K 24p時は画素加算のない全画素読み出しで約2.4倍(6K相当)から出力、4K 30p時は約1.6倍
ハイフレームレート120fps(フルHD) スローモーション動画
4Kから静止画切り出し○(予想)
ファイル形式XAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠XAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠、MP4
圧縮形式MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式XAVC S:LPCM 2ch、AVCHD:Dolby Digital (AC-3) 2ch、ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載XAVC S:LPCM 2ch、AVCHD:Dolby Digital (AC-3) 2ch、ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載、MP4:MPEG-4 AAC-LC 2ch
動画機能S-Log2、S-Log3、スロー&クイックモーション、4K HDR(HLG ハイブリッドログガンマ)S-Log2、S-Log3
手ぶれ補正
内蔵フラッシュ
防塵防滴仕様配慮した設計
マグネシウム合金トップカバー、フロントカバーフルマグネシウム合金(トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リアカバー)
可動式モニターチルト式(上方向約180度、下方向約74度)チルト式(上方向約90度、下方向約45度)
タッチパネル○(タッチパッド機能)
水準器
Wi-Fi
NFC
GPS
Bluetooth○(4.1)
PlayMemories Camera Apps-(インターバル撮影/タイムラプス動画の素材撮影に対応)
USB充電・給電
メモリーカードSDXC UHS-I(メモリースティックにも対応)、シングルスロット
120mm
高さ66.9mm
奥行き49.9mm、グリップ込み:59.7mm48.8mm
重さ359g、総重量:403g361g、総重量:404g
カラーブラック、シルバーブラック
バッテリーNP-FW50
ヘッドホン端子
ジョイスティック
ホットシュー/アクセサリーシュー
インターフェイスマルチ/マイクロUSB端子、HDMIマイクロ端子(タイプD)
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