特徴の違い
- 【焦点距離とクローズアップ撮影能力】
タムロン「70-210mm F4」はキヤノン「70-200mm F4」よりテレ端の撮影距離が10mm長くなっています。クローズアップ性能は、タムロン「70-210mm F4」が最短撮影距離0.95m・最大撮影倍率0.32倍なのに対し、キヤノン「70-200mm F4」は最短撮影距離1.2m・最大撮影倍率0.21倍です。タムロン「70-210mm F4」は焦点距離が10mm長いなどにより、キヤノン「70-200mm F4」よりも大きく優れたクローズアップ撮影能力を持っています。 - 【デュアルMPUシステム】
タムロン「70-210mm F4」は高速オートフォーカスと強力な手ブレ補正が可能な「デュアルMPUシステム」が採用されています。レンズシステム制御専用の「MPU(マイクロプロセッサ)」と手ブレ補正処理専用の「MPU」が2つ搭載された制御システムで、高速なデジタル信号処理ができる「DSP(Digital Signal Processor)ブロック」も内蔵されることで、優れたオートフォーカス性能と手ブレ補正効果を実現しています。 - 【防塵防滴仕様】
タムロン「70-210mm F4」は簡易の防滴構造ですが、キヤノン「70-200mm F4」は過酷な環境下で安心して撮影ができる防塵防滴構造です。タムロン「70-210mm F4」はレンズ最前面に汚れが付いても拭き取り易い「防汚コート」が採用されています。 - 【レンズフード】
タムロン「70-210mm F4」は花型のレンズフード「HA034」が採用されていますが、キヤノン「70-200mm F4」は丸型の「ET-74」が採用されています。 - 【TAMRON TAP-in Console】
タムロン「70-210mm F4」は別売りアクセサリー「TAMRON TAP-in Console」に対応しています。オートフォーカスのピント位置やフォーカスリミットの設定、フルタイムマニュアル、手ブレ補正の挙動方式などをカスタマイズすることでサードパーティ製レンズの弱点を補うことができます。 - 【サイズ】
タムロン「70-210mm F4」はキヤノン「70-200mm F4」より、長さが4.5mm、質量が100g、大きく重くなっています(キヤノン用の比較です)。
製品名 | タムロン 70-210mm /F4 Di VC USD (Model A034) キヤノン用、ニコン用 | キヤノン EF70-200mm F4L IS USM |
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発売日 | ニコン用:2018年04月02日、キヤノン用:2018年04月26日 | 2006年11月23日 |
価格 | 9万円前後 | 12万円前後 |
マウント | キヤノンEF、ニコンF | キヤノンEF |
シリーズ | Diシリーズ | EF Lシリーズ |
タイプ | ズーム | |
センサー | フルサイズ | |
レンズタイプ | 一眼レフ | |
焦点距離 | 70~210mm | 70~200mm |
オートフォーカス | ○ | |
マニュアルフォーカス | フルタイムマニュアルフォーカス | |
AFモーター | リング型超音波モーター「USD(Ultrasonic Silent Drive)」 | リングUSM(ウルトラソニックモーター) |
絞り | F4~32 | |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 8枚 |
絞り | 電磁絞り | |
レンズ構成 | 14群20枚 | 15群20枚 |
特殊レンズ | LDレンズ:3枚 | 蛍石レンズ:1枚、UDレンズ:2枚 |
最短撮影距離 | 0.95m | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.32倍 | 0.21倍 |
画角 | 34.21~11.46° | 34~12° |
フィルターサイズ | 67mm | |
フード付き | 花型フード(HA034) | 丸型フード(ET-74) |
手ブレ補正機能 | 4.0段分 | |
防塵・防滴構造 | 簡易防滴構造 | ○ |
防汚コート | ○ | |
インナーズーム機構 | ○ | |
三脚座 | 別売り:Model A034TM | 別売り:リング式三脚座AII(W) |
テレコンバーターレンズ | ○(Model TC-X14:1.4倍、Model TC-X20:2倍) | ○(EF1.4×III:1.4倍、EF2×III:2倍) |
最大径 | 76mm | |
長さ | キヤノン:176.5mm、ニコン:174mm | 172mm |
重さ | キヤノン:860g、ニコン:850g | 760g |