※2020年8月27日に「PENTAX K-1 Mark II Silver Edition」が世界限定1000台で9月25日に発売されることが発表されました。
※2021年2月25日に「PENTAX K-1 Mark II」をベースにした特別モデル「J limited 01」(30万円前後)が4月30日から受注生産で発売されることが発表されました。
共通の特徴
- 【外観】
「PENTAX K-1 Mark II」と「PENTAX K-1」は正面右上の製品名ロゴが異なるのみで、外観に違いはありません。サイズや質量も同じです。 - 【機能・仕様】
「PENTAX K-1 Mark II」と「PENTAX K-1」はほぼ同じ機能や仕様が搭載されています。3640万画素のフルサイズCMOSセンサー、ローパスフィルターの効果をON/OFFで切り換えられる「ローパスセレクター」、液晶モニターを4本のステーで保持して上下左右どの方向(上下約44度・ウェストレベル時は上方向約90度・左右約35度に可動)にも向けられる「フレキシブルチルト式液晶モニター」、暗がりでもLEDライトで操作部が見やすい「操作部アシストライト」などが共通になっています。 - 【アクセサリー】
「PENTAX K-1 Mark II」と「PENTAX K-1」はバッテリーグリップ「D-BG6」や充電式リチウムイオンバッテリー「D-LI90P」など共通のアクセサリーが使用できます。
異なる特徴
- 【アクセラレーターユニット】
「PENTAX K-1 Mark II」は自社開発の「アクセラレーターユニット」が新たに搭載されています。これにより、「PENTAX K-1」と比較して、解像感や高感度での色彩再現性の向上、ノイズ低減を実現しています。画像処理パラメーターを全面的に見直すことで、特に「深い青」や「生き生きとした緑」の再現性を高めたPENTAXならではの絵づくりを追求しています。標準出力感度は、ISO100~204800からISO100~819200に大幅向上しました。 - 【リアル・レゾリューション・システム】
「PENTAX K-1 Mark II」に搭載されている「リアル・レゾリューション・システム」は「リアル・レゾリューション・システムII」に向上しています。新開発された「手ぶれ補正モード」により、手持ちで「リアル・レゾリューション・システム」が撮影可能です。「リアル・レゾリューション・システム」は連続撮影した4枚の写真から1画素ごとにRGBすべての色情報と輝度情報を取得することで、超高精細画像を生成できる機能です。 - 【オートフォーカス性能】
「PENTAX K-1 Mark II」は動体追従アルゴリズムを改良し、AF-C時の動体予測性能を向上しています。 - 【バッテリーライフ】
「PENTAX K-1」は撮影可能枚数が約760枚・再生時間が約390分のバッテリーライフでしたが、「PENTAX K-1 Mark II」は撮影可能枚数が約670枚・再生時間が約340分に減少しました。 - 【連写性能】
「PENTAX K-1」はAPS-C時の連写が6.5コマ/秒でしたが、「PENTAX K-1 Mark II」は6.4コマ/秒に少しだけ遅くなりました。 - 【レンズキット】
「PENTAX K-1」はボディ単体の発売でしたが、「PENTAX K-1 Mark II」は「HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR」が同梱されたレンズキットも発売されます。
アップグレードサービス
- 「PENTAX K-1」(PENTAX K-1 Limited Silverも対象)は有料のアップグレードサービスを利用することで、「PENTAX K-1 Mark II」相当の機能に更新することができます。「PENTAX K-1」のメイン基板を交換し、正面左下の「SR」バッジが「II」バッジに交換されます。受付期間は2018年5月21日~2018年9月30日で、サービス料金は54,000円(税込)です。
リコー 2016-04-28
「PENTAX K-1 Mark II」と「PENTAX K-1」のスペック違いを比較
製品名 | リコー PENTAX K-1 Mark II | リコー PENTAX K-1 |
---|---|---|
発売日 | 2018年04月20日 | 2016年04月28日 |
価格 | 23万円前後 | 19万円前後 |
シリーズ | Kシリーズ | |
マウント | ペンタックスK系マウント | |
イメージセンサー | フルサイズ(35.9×24mm CMOS) | |
ローパスフィルター | レス仕様(ローパスセレクター機能あり) | |
ゴミ取り機能 | ○(DR II) | |
画像処理エンジン | PRIME IV&アクセラレーターユニット | PRIME IV |
総画素数 | 3677万画素 | |
有効画素数 | 3640万画素 | |
最大記憶画素数 | 7360×4912px | |
ISO | 100~819200 | 100~204800 |
連写(フルサイズ時) | 4.4コマ/秒 | |
連写(APS-C時) | 6.4コマ/秒 | 6.5コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | 4.4コマ/秒時:RAW17コマ、JPEG70コマ | |
AF方式 | 位相差AF、コントラストAF | |
測距点 | SAFOX 12:33点(クロスセンサーは25点) | |
約8.6万画素RGBセンサー | ○ | |
測距輝度範囲 | -3~18 | |
ファインダー | ペンタプリズム (視野率100%/倍率0.7倍) | |
モニター | 3.2インチ (103.7万ドット) | |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 | |
電子シャッター | ○ | |
サイレントシャッター | ○(ライブビュー時の電子シャッター) | |
リアル・レゾリューション・システム | リアル・レゾリューション・システムII(手持ち撮影に対応)、動体補正可 | リアル・レゾリューション・システム、動体補正可 |
バルブ撮影 | ○ | |
セルフタイマー | 2、12秒 | |
撮影枚数 | 670枚、340分 | 760枚、390分 |
RAW | PEF/DNG:14bit | |
JPEG | ○ | |
TIFF | ||
RAW+JPEG | ○ | |
動画 | フルHD (1920×1080) 60i/30p、HD(1280×720) 60p、最長約25分 | |
ファイル形式 | MOV | |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | |
音声記録方式 | ステレオマイク | |
手ぶれ補正 | 5.0段分(SR II) | |
内蔵フラッシュ | - | |
防塵防滴仕様 | 防塵・防滴構造・マイナス10℃ | |
ライブビュー | ○ | |
可動式モニター | フレキシブルチルト | |
タッチパネル | - | |
水準器 | ○(左右・前後の傾き) | |
顔認識 | ○ | |
英語対応 | ○ | |
Wi-Fi | ○ | |
NFC | ||
GPS/電子コンパス | ○ | |
Bluetooth | ||
ファインシャープネス/エクストラシャープネス | ○(予想) | ○ |
回折補正(回折ボケ低減) | ○ | |
マグネシウム合金/メタルシャシー | ○ | |
アウトドアモニター/赤色画面表示 | ○ | |
スマートファンクション | ○ | |
自動水平補正・構図微調整 | ○ | |
アストロトレーサー | ○ | |
キーロック機能 | ○ | |
シーンアナライズオート | ○ | |
タイムラプス/インターバル撮影 | ○ | |
ブラケット | ○ | |
USB給電 | - | |
SDカード | デュアルSDスロットカード(SDXC UHS-I) | |
幅 | 136.5mm | |
高さ | 110mm | |
奥行き | 85.5mm | |
重さ | 925g | |
総重量 | 1010g | |
バッテリー | D-LI90P | |
テザー撮影 | ○(IMAGE Transmitter 2) | |
インターフェイス | USB2.0、HDMI(Type D) |