「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の違い


オリンパス(Olympus)

「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の違いを比較しました。

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」はどちらもスポーツ撮影など高速連写撮影を重視したレンズ交換式カメラです。「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」はカメラの構造や搭載しているセンサーが大きく異なるので、外観とスペックを比較してみました。
※2019年1月24日に「OM-D E-M1 Mark II (シルバー)」が全世界限定2000台で2019年2月22日に発売されることが発表されました。

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 1
「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の正面比較

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 2
「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の背面比較

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 3
「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の上部比較

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 4
「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の左側比較

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 5
「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」の右側比較

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 6
正面と背面を重ねた比較画像。「OM-D E-M1 Mark II」が赤色です。

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 7
上部を重ねた比較画像。「OM-D E-M1 Mark II」が赤色です。

「OM-D E-M1 Mark II」と「EOS-1D X Mark II」 8
左側と右側を重ねた比較画像。「OM-D E-M1 Mark II」が赤色です。

「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」の特徴

  • 「E-M1 Mark II」はフォーサーズセンサーを搭載したミラーレスカメラです。「E-M1 Mark II」のフォーサーズセンサーは17.4×13mmで、「EOS-1D X Mark II」のフルサイズ(35.9×23.9mm)より約1/4程度小型のセンサーサイズを搭載しています。「E-M1 Mark II」はミラーレスと一眼レフを含めてオリンパスのカメラで最上位機種でフラッグシップ機です。「E-M1 Mark II」の「EOS-1D X Mark II」にはない大きな特徴は電子シャッターによる高速連写で、一眼レフのようにミラーを動かす動作が必要もないのでより高速な連写が可能です。電子シャッターでは約60コマ/秒(AF固定)、約18コマ/秒の超高速連写ができ、メカニカルシャッター時でも「EOS-1D X Mark II」の14コマ/秒より1コマ多い15コマ/秒(AF固定)で撮影が可能です。「EOS-1D X Mark II」はシャッター音を静かに抑えた「ソフト撮影」が可能ですが、「E-M1 Mark II」は無音のサイレント撮影が可能です。ファインダーは最短表示タイムラグが0.005秒の電子ビューファインダー(EVF)なので、高速で動く被写体にも対応ができ、ファインダー上に様々な情報を表示することもできます。手ブレ補正も大きな特徴で、5.5段分の強力なボディ内手ブレ補正は静止画だけでなく動画撮影時でもブレを大幅に防いで撮影することができます。ミラーレスカメラであるために、デジタル一眼レフカメラより遥かに小さいボディサイズを実現し、特にバッテリーグリップが一体型になった「EOS-1D X Mark II」と比べると質量は約1/3程度まで抑えられています。ミラーレスカメラならではの高速連写性能を実現したプロフェッショナルに対応するカメラです。

「EOS-1D X Mark II」の特徴

  • 「EOS-1D X Mark II」はフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラです。キヤノンのカメラで最上位機種のプロフェッショナルモデルになっています。「EOS-1D X Mark II」は通常のデジタル一眼レフカメラとは異なり、バッテリーグリップが一体型になった外観になっており、横位置でも縦位置でも同じように撮影に対応できます。バッテリー容量は「E-M1 Mark II」の440枚より遥かに多い1210枚になっています。一体型であることでカメラの強度はより高まり、フォーカルプレーンシャッターではフルサイズセンサー搭載機に関わらずAF・AE追従で約14コマ/秒もの超高速連写撮影が可能です。オートフォーカス性能はキヤノンが「プロのためのAF」と謳うほど高性能で、全ての測距点でF8対応測距、測距輝度範囲が-3EVに対応、シーン解析精度の向上、フリッカーレス撮影など基本的な重要機能が磨き上げられています。「EOS-1D X Mark II」は静止画だけでなく動画にも強く、4K(4096×2160) 60p、フルHDで120pのスローモーション動画など、「E-M1 Mark II」よりも優れたハイレベルの動画機能が搭載されています。「デュアルピクセル CMOS AF方式」で像面位相差AFにも対応しているのでライブビュー撮影時でも高速なオートフォーカスが可能です。プロフェッショナルのためにあらゆる基本機能が洗練されたデジタル一眼レフカメラです。

製品名オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIキヤノン EOS-1D X Mark II
発売日2016年12月22日2016年04月28日
価格22万円前後66万円前後
シリーズOLYMPUS OM-DシリーズEOS(イオス)-1Dシリーズ
マウントマイクロフォーサーズ系マウントキヤノンEF系マウント
センサーフォーサーズ(17.4×13mm 4/3型Live MOS)フルサイズ(35.9×23.9mm CMOS)
ローパスフィルターレス仕様
画像処理エンジンTruePic VIIIデュアルDIGIC 6+
総画素数2177万画素2150万画素
有効画素数2037万画素2020万画素
最大記憶画素数5184×3888px5472×3648px
ISO200~6400100~51200
拡張ISO64~2560050~409600
連写約60コマ/秒(AF固定で電子シャッター使用時)、約18コマ/秒(電子シャッター使用時)、約15コマ/秒(AF固定でメカニカルシャッター使用時)、約10コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)ライブビュー時:16コマ/秒、ファインダー時:14コマ/秒
AF方式ハイスピードイメージャAF(像面位相差AF+コントラストAF)位相差AF、デュアルピクセルCMOS AF(像面位相差AF、コントラストAF)
測距点121点(クロスタイプ位相差AF)、121点(コントラストAF)最大61点(クロス測距点は最大41点)
測距輝度範囲-2~20-3~18
ファインダー電子式ビューファインダー (236万ドット/視野率100%/倍率0.74倍)ペンタプリズム (視野率100%/倍率0.76倍)
モニター3インチ (104万ドット)3.2インチ (162万ドット)
シャッタースピード1/8000~60秒1/8000~30秒
電子先幕シャッター1/320~60秒1/8000秒
電子シャッター1/32000~60秒-
サイレントシャッターソフト撮影
バルブ撮影
セルフタイマー2、12秒2、10秒
撮影枚数440枚1210枚
RAW12bit(ロスレス圧縮)14bit
JPEG
TIFF
RAW+JPEG
動画4K (4096×2160) 24p4K (4096×2160) 59.94p
ハイフレームレート119.9fps(フルHD)
ファイル形式MOV、AVIMOV、MP4
映像圧縮方式MPEG-4AVC/H.264、Motion JPEG4K:Motion JPEG Full HD:MPEG-4 AVC/H.264 可変(平均)ビットレート方式
音声記録方式WAVEフォーマット準拠(ステレオリニアPCM/16bit サンプリング周波数48kHz)リニアPCM、AAC
手ぶれ補正5.5段分-
内蔵フラッシュ-
防塵防滴仕様
ゴミ取り機能
ライブビュー
可動式モニターバリアングル固定式
pictbridge-
水準器2軸
タッチパネル
顔認識
英語対応
Wi-Fi
NFC
GPS
Bluetooth
USB給電
SDカードデュアルSDスロットカード(SDXC)
CFカード
CFastカード
134.1mm158mm
高さ90.9mm167.6mm
奥行き68.9mm82.6mm
重さ498g1340g
総重量574g1530g
バッテリーBLH-1LP-E19、LP-E4N、LP-E4
インターフェイスUSB3.0、HDMIマイクロコネクター(タイプD)USB3.0、HDMIミニ(タイプ C)

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