「AQUOS R2」と「AQUOS R」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS R2 (SHV42、SH-03K、アクオス・アール・ツー)」と「AQUOS R (SHV39、SH-03J)」の違いを比較しました。

「AQUOS R2」は2018年5月8日に発表されたシャープのフラッグシップ・スマートフォン第二弾です。「AQUOS R」(2017年7月7日発売)の後継モデルなので外観・スペックを比較してみました。
※「AQUOS R2」が2018年5月10日にソフトバンク、5月14日にau(SHV42モデル)、5月16日にドコモ(SH-03Kモデル)から発表されました。
※ソフトバンクの「AQUOS R2」に「ブルーシルバー」と「ピンクゴールド」が追加されることが2018年10月11日に発表されました。

「AQUOS R2」と「AQUOS R」 1
「AQUOS R2」と「AQUOS R」の正面比較

「AQUOS R2」と「AQUOS R」 2
「AQUOS R2」と「AQUOS R」の背面比較

「AQUOS R2」と「AQUOS R」 3
「AQUOS R2」と「AQUOS R」を重ねた比較画像。左側が「AQUOS R」の本体(赤色)、右側が「AQUOS R」のディスプレイ部分のみ(赤色)を重ねた画像です。

「AQUOS R2」のカラーバリエーション
「AQUOS R2」のカラーバリエーション。上からプレミアムブラック、プラチナホワイトです。

特徴の違い
  • 【ディスプレイ形状】
    「AQUOS R2」は、「AQUOS R compact」に採用されたディスプレイ形状の自由度が高い「IGZOフリーフォームディスプレイ」が取り入れられています。3辺の狭額縁設計やディスプレイ4隅の丸くなったラウンド形状など、「EDGEST fit(エッジスト フィット)」と呼ばれるディスプレイのフレーム部分を狭くした「狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)」を実現しています。正面インカメラはノッチ(切り欠き)として画面内に収められています。「AQUOS R2」は「AQUOS R」より画面サイズが約13%拡大・解像度が約18%向上しました。
  • 【ディスプレイ性能】
    「AQUOS R」と「AQUOS R2」はどちらもハイスピードIGZOディスプレイが搭載されていますが、「AQUOS R」はリフレッシュレート(1秒間の画面更新回数)が120Hz駆動だったのに対し、「AQUOS R2」は100Hz駆動に下がりました。しかし、「AQUOS R2」は「AQUOS R」よりも応答速度が約25%向上しています。「AQUOS R2」はスマートフォンとして初めてHDR映像の「Dolby Vision(ドルビービジョン)」と立体音響技術の「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」両方に対応しています。スピーカーはモノラルなので、ヘッドフォンを使用した場合に「Dolby Atmos」の高音質が楽しめます。
  • 【プロセッサー】
    「AQUOS R」はクアルコムのSoC「Snapdragon 835」が搭載されていましたが、「AQUOS R2」は最新のハイエンドSoC「Snapdragon 845」になりました。「AQUOS R2」はCPUとGPUのパフォーマンスが約30%向上し、AI性能も約3倍に向上しています。
  • 【カメラ】
    「AQUOS R2」は背面にAQUOSスマートフォンとして初のデュアルレンズカメラ「AQUOS twin camera」が搭載されています。上部が1630万画素 19mm相当の動画用カメラ(ドラマティックワイドカメラ)、下部が2260万画素 22mm相当の静止画用カメラ(標準カメラ)です。AI機能を利用することで、動画を撮影しながら決定的瞬間のベストショット(顔がレンズを見た時など)を自動で静止画撮影する「AIライブシャッター」や、「AIライブシャッター」で撮影した前後10秒のショートムービーが作れる「あとからキャプチャー」、シーンの自動判別機能が利用できます。画像処理エンジン「ProPix」によりノイズ処理性能も向上しています。画面内の正面カメラは、視線を誘導して視線ズレを防いだセルフィー撮影ができる「アイキャッチセルフィー」が利用できます。
  • 【放熱構造とその他】
    「AQUOS R2」の放熱性能は「AQUOS R」の約2倍に向上し、最高性能の持続時間は約7倍に向上しています。「AQUOS R」と比較して、温度が上がりやすい状況でも約5度低くなる熱処理性能を実現しています。「AQUOS R2」は背面にGorilla Glass 5の3Dガラス、前面にGorilla Glass 3を採用しています。「AQUOS R2」はのぞき見防止ブロック(ベールビュー)やコンテンツマネージャーなどの機能が再搭載されています。



「AQUOS R2」と「AQUOS R」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS R2シャープ AQUOS R
発売日2018年06月08日2017年07月07日
キャリアソフトバンク、au、ドコモ
価格9万円前後
シリーズアクオスフォン(AQUOS PHONE)
発売時のOSAndroid 8.0Android 7.1(2017年12月に8.0対応)
連続通話時間4G:約1830分、3G:約1710分、GSM:約870分(SB)4G:約1490分、3G:約1520分、GSM:約770分(SB)
連続待受時間4G LTE:約585時間、3G:約685時間、GSM:約580時間(SB)4G LTE:約505時間、3G:約580時間、GSM:約520時間(SB)
CPU(プロセッサー)Snapdragon 845 (SDM845) オクタコア、4x2.6GHz+4x1.7GHzSnapdragon 835 (MSM8998) オクタコア、4x2.2GHz+4x1.9GHz
外部メモリーmicroSDXC(400GB)microSDXC(256GB)
内部メモリー64GB UFS
RAM4GB(LPDDR4X)
バッテリー容量3130mAh3160mAh
液晶アイドリングストップ○(静止画表示時のバッテリー消費を抑える)
防水・防塵機能IPX5/IPX8、IP6X
セキュリティ(生体認証)指紋認証センサー(正面に設置)
ホームボタン/ホームキー指紋センサー
対応充電Quick Charge 3.0、USB PDQuick Charge 3.0
モニター/画面解像度6.0インチ、WQHD+(3040x1440ドット)、比率19:95.3インチ、ワイドクアッドHD(2560x1440ドット)、比率16:9
液晶パネルハイスピードIGZO 100Hz駆動ハイスピードIGZO 120Hz駆動、2.5Dガラス
リッチカラーテクノロジーモバイル○(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)
デジタルシネマ標準規格DCI
HDR動画再生対応○(HDR10、VP9)○(HDR10)
バーチャルHDR○(HDRではない動画をHDRのように明るく鮮やかに表示)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
受信時最大988Mbps(ドコモ)、958Mbps(au)、774Mbps(SB)788Mbps(ドコモ)、758Mbps(au)、612Mbps(SB)
送信時最大75Mbps(ドコモ)、112.5Mbps(au)、37.5Mbps(SB)50Mbps(ドコモ)、75Mbps(au)、37.5Mbps(SB)
NFC(FeliCa)○(おサイフケータイ対応)
Bluetooth○(5.0)
GPS
テレビワンセグ・フルセグ
ハイレゾ
ロボティクスエモパーVer 8.0、ロボクルエモパー、ロボクル
画素数(背面/アウトカメラ)静止画用:2260万画素 90° 22mm F1.9+動画用:1630万画素 超広角135° 19mm F2.42260万画素 22mm F1.9
手ブレ補正静止画用は光学式、動画用は電子式手ブレ補正光学手ブレ補正
動画4K(3840x2160)、スロービデオ4K(3840x2160) 30p
H.265対応Android 8.0で対応
画素数(正面/インカメラ)1630万画素 F2.01630万画素 23mm F2.0
カメラセンサーの種類裏面照射積層型(背面と正面カメラ)
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック
その他Dolby Atmos、Dolby AC-4、背面3Dガラス、側面アルミ(メタル)フレーム、のぞき見防止ブロックアルミフレーム
74mm
高さ156mm153mm
奥行き9mm(カメラ部に出っ張りあり)8.7mm
重さ181g169g
カラープレミアムブラック、プラチナホワイト、ローズレッド(ソフトバンク)、アクアマリン(au)、コーラルピンク(ドコモ)マーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、クリスタルラベンダー(ドコモ)、ライトゴールド(au)、プレイズオレンジ(ソフトバンク)、オパールブルー(ソフトバンク)、オーロラピンク(ソフトバンク)、カッパーブラック(ソフトバンク)
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