※2018年5月14日にau(SOV38モデル)から、2018年5月16日にドコモ(SO-04Kモデル)から「Xperia XZ2 Premium」が発表されました。Premiumモデルはドコモのみで発売されてきたので、au初の「Xperia Premium」機種になります。
docomo オンラインショップ
外観・デザイン
- 【ディスプレイ】
「Xperia XZ Premium」は5.5インチのディスプレイを搭載していましたが、「Xperia XZ2 Premium」は5.8インチになりました。「Xperia XZ2 Premium」はRGBW画素が採用されたことで輝度が30%アップし、高画質エンジン「X-Reality for mobile」によりSDRをHDRの動画に変換する「HDRアップコンバート」が搭載されています。フラッグシップファミリーの「Xperia XZ2/Compact」はディスプレイ比率18:9で画面占有率が高い「狭額縁設計(ベゼルレス)」に近いデザインになりましたが、「Xperia XZ2 Premium」は従来の比率16:9のままです。Xperia史上最高画質と謳われる世界初の4K(3840x2160px)とHDRの両方に対応したディスプレイも継承されています。 - 【デザイン】
「Xperia XZ Premium」は本体の四隅が角ばったデザインでしたが、「Xperia XZ2 Premium」は四隅が丸くなりました。「Xperia XZ2 Premium」は「Xperia XZ Premium」より、幅が3mm、高さが2mm、質量が45g、大きく重くなっています。「Xperia XZ2 Premium」の質量は236gなので、一般的なスマートフォンよりも少し重くなっています。「Xperia XZ2 Premium」は背面に3D曲面ガラスパネルが採用されたことで膨らみがあるラウンドフォルムに変更され、6.4mmから11.9mmで奥行きに差があります。 - 【指紋認証センサー】
「Xperia XZ Premium」は右サイドの電源ボタンに指紋センサーが設置されていましたが、「Xperia XZ2 Premium」は背面の中央に指紋センサーが移動されました。「Xperia XZ2 Premium」は自然にスマホ本体を持つことで指紋センサーに指を掛けてロックを解除でき、「Xperia XZ Premium」は電源ボタンを押すと同時に指紋センサーによりロックを解除できます。 - 【ヘッドホンジャック】
「Xperia XZ Premium」は3.5mmヘッドホンジャックが搭載されていましたが、「Xperia XZ2 Premium」では非搭載になりました。「Xperia XZ2 Premium」は同梱されているUSB Type-Cの変換アダプターや、Bluetooth用のヘッドセットを使う必要があります。 - 【バッテリー】
「Xperia XZ Premium」はバッテリー容量が3230mAhでしたが、「Xperia XZ2 Premium」は3540mAhになりました。「Xperia XZ2 Premium」は背面にガラスパネルを採用することで、ワイヤレス充電の「Qi」に対応しています。
機能・特徴
- 【処理性能】
「Xperia XZ Premium」はクアルコムのSoC「Snapdragon 835」が搭載されていましたが、「Xperia XZ2 Premium」は最新のハイエンドSoC「Snapdragon 845」になりました。RAMメモリーも4GBから6GBに強化されています。 - 【背面カメラ】
「Xperia XZ Premium」は背面にシングルカメラが搭載されていましたが、「Xperia XZ2 Premium」はデュアルカメラになりました。「Xperia XZ2 Premium」は1920万画素のカラーセンサーで色情報を取得し、1220万画素のモノクロセンサーで輝度情報を取得します。画像処理処理プロセッサー「AUBE(オーブ)」で2つの撮影データを合わせることで、静止画ではISO51200・動画ではISO12800の高感度(暗所での撮影)に対応することができます。一眼カメラのようなボケ表現や、モノクロ撮影にも対応予定です。
※2018年8月28日にドコモ、29日にauの「Xperia XZ2 Premium」にボケ・モノクロ撮影機能が追加されました。 - 【動画性能】
「Xperia XZ Premium」と「Xperia XZ2 Premium」はどちらも4K動画撮影に対応していますが、「Xperia XZ2 Premium」はさらにHLG(Hybrid Long Gamma)フォーマットの4K HDR撮影が可能になりました。960fpsのスーパースローモーション動画は、「Xperia XZ Premium」がHD(720p)までだったのに対し、「Xperia XZ2 Premium」はフルHD(1080p)でも撮影できます。 - 【その他】
「Xperia XZ2 Premium」はゲームや映像コンテンツなどに合わせてリアルタイムに解析し、スマホ本体を振動させる「ダイナミックバイブレーションシステム」機能が搭載されています。
Sony Xperia
「Xperia XZ2 Premium」と「Xperia XZ Premium」のスペック違いを比較
製品名 | ソニー Xperia XZ2 Premium | ソニー Xperia XZ Premium |
---|---|---|
発売日 | 2018年07月27日(ドコモ)、2018年08月10日(au) | 2017年06月16日 |
キャリア | ドコモ、au | ドコモ |
価格 | 11万円前後 | 9万4000円前後 |
シリーズ | エクスペリア(Xperia) | |
OS | Android 8.0 Oreo | Android 7.1(2017年12月18日から8.0にアップデート可) |
CPU(プロセッサー) | Snapdragon 845 (SDM845) オクタコア、4x2.8GHz+4x1.8GHz | Snapdragon 835 (MSM8998) オクタコア、4x2.45GHz+4x1.9GHz |
内部メモリー | 64GB UFS | |
外部メモリー | microSDXC(400GB) | microSDXC(256GB) |
RAM | 6GB | 4GB |
バッテリー容量/急速充電 | 3400mAh、ワイヤレス充電Qi、Quick Charge 3.0 | 3230mAh、Quick Charge 3.0 |
連続通話時間 | LTE:約1450分、3G:約1220分、GSM:約730分 | LTE:約1140分、3G:約1150分、GSM:約740分 |
連続待受時間 | LTE:約450時間、3G:約510時間、GSM:約400時間 | LTE:約460時間、3G:約500時間、GSM:約350時間 |
防水・防塵・耐衝撃機能 | IPX5・IPX8/IP6X(IP65/68)、Corning Gorilla Glass 5 | |
セキュリティ | 指紋認証(背面に設置) | 指紋認証(右側面に設置) |
ホームボタン | オンスクリーンキー | |
モニター/画面解像度 | 5.8インチ、4K(3840x2160ドット)、比率16:9 | 5.5インチ、4K(3840x2160ドット)、比率16:9 |
液晶パネル | トリルミナス ディスプレイ for mobile、X-Reality、HDR動画再生対応 | |
アップコンバート機能 | 4Kアップコンバート、HDRアップコンバート | 4Kアップコンバート |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | |
受信時最大 | 988Mbps(ドコモ)、958Mbps(au) | 788Mbps(ドコモ) |
送信時最大 | 75Mbps(ドコモ)、112.5Mbps(au) | 50Mbps(ドコモ) |
NFC(FeliCa/おサイフケータイ) | ○ | |
Bluetooth | ○(5.0) | |
GPS | ○ | |
テレビ | ワンセグ、フルセグ | |
ハイレゾ | ○(FLAC、LDAC、aptX対応) | |
画素数(背面/アウトカメラ) | 1920万画素Exmor RS(メモリー積層型) 1/2.3型、25mm F1.8+1220万画素Exmor RS(白黒) 1/2.3型 F1.6 | 1920万画素Exmor RS(メモリー積層型) 1/2.3型、25mm F2.0 |
Motion EYEカメラシステム | ○(Motion EYEデュアルカメラシステム) | ○ |
画像処理エンジン | AUBEフュージョン | BIONZ |
先読み撮影 | ○(笑顔検出に対応) | ○(8.0で笑顔検出に対応) |
アンチディストーションシャッター | ○ | |
動画 | 4K 30fps、4K HDR 24fps | 4K 30fps |
ハイスピード動画 | 960fps(1080p、720p) | 960fps(720p) |
ISO | 静止画ISO51200・動画ISO12800 | 静止画ISO12800・動画ISO4000 |
その他の背面カメラ機能 | 8倍デジタルズーム、5軸手ブレ補正 | |
画素数(正面/インカメラ) | 1320万画素Exmor RS 1/3.06型、22mm F2.0 | |
その他の正面カメラ機能 | 5軸手ブレ補正、静止画ISO3200・動画ISO1600、ディスプレイフラッシュ | 5軸手ブレ補正、静止画ISO6400・動画ISO1600 |
STAMINAモード | ○ | |
いたわり充電 | ○ | |
3Dクリエイター(3D撮影機能) | ○(インカメラでも対応) | ○(8.0で対応) |
ダイナミックバイブレーションシステム | ○ | |
コネクター | USB Type-C 3.1 Gen1 | |
ヘッドホンジャック | -(USB Type-Cの変換アダプターで対応) | ○ |
スピーカー | 強化された「S-Force」ステレオスピーカー | 「S-Force」ステレオスピーカー |
デザインのコンセプト名 | Ambient Flow(アンビエントフロー) | Loop Surface(ループサーフェス) |
幅 | 80mm | 77mm |
高さ | 158mm | 156mm |
奥行き | 6.4-11.9mm | 7.9mm |
重さ | 236g | 191g |
カラー | クロームブラック、クロームシルバー | ディープシーブラック、ルミナスクローム、Rosso(ロッソ) |