「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」の違い


ファーウェイ(Huawei)

ファーウェイ「HUAWEI Mate 10 Pro」とサムスン「Galaxy Note8」の違いを比較しました。

「HUAWEI Mate 10 Pro」と「HUAWEI Mate 10」は2017年10月16日に海外で同時発表されたファーウェイのスマートフォンです。日本国内では11月28日に「HUAWEI Mate 10 Pro」と「HUAWEI Mate 10 lite」の発売が発表されました。ベゼルレスの大型ディスプレイを搭載したフラッグシップ機なので、サムスンの「Galaxy Note8」と外観・スペックを比較してみました。
※2018年5月10日にソフトバンクから「HUAWEI Mate 10 Pro」が発売されることが発表されました。5月18日の発売予定です。DSDSやFeliCaには対応しません。
※2018年7月21日に「HUAWEI Mate 10 Pro」の機能追加ファームウェアが公開されました。夜間撮影モードの強化、顔認証とウイルスバスターモバイルが追加されます。

「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」 1
「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」の正面比較

「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」 2
「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」の背面比較

「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」 3
「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」の側面比較

「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」 4
「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」を重ねた比較画像。左側が本体を重ねた画像、右側が「Galaxy Note8」のディスプレイ部分のみを重ねた画像です。

特徴の違い
  • 【AI機能】
    「HUAWEI Mate 10 Pro」は世界初のAIに対応した独自のチップセット「Kirin 970」を搭載しています。インターネット接続によるものではなく、末端側でAIの処理を行うことができるので、速度や安全性の面で優れたパフォーマンスが可能です。これにより、被写体に適したカメラ処理を瞬時に行うことができる画像認識や、タイムラグが短く即座に対応できる音声認識などが利用できます。
  • 【スタイラスペン】
    「Galaxy Note8」は本体に専用のスタイラスペン「Sペン」が収納されており、快適に文字などの手書きメモを入力してスマートフォン本体をノートのように使用することができます。「Screen Off Memo」機能を利用することでロック画面でも100ページのメモ書きが可能です。防水機能を持った「Sペン」は4096段階の筆圧を感知することができるので、本格的なイラスト制作にも対応できる自然な書き心地を実現しています。
  • 【ディスプレイ性能】
    「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」はどちらも、縁・枠(ベゼル)が少ない「狭額縁設計(ベゼルレス)」のデザインです。「HUAWEI Mate 10 Pro」は四隅が角ばった四角い形状ですが、「Galaxy Note8」は四隅が丸くなった形状をしています。「Galaxy Note8」はさらに、「エッジ・ディスプレイ」と呼ばれる左右のディスプレイ端が湾曲して削ぎ落とされたディスプレイ形状になっています。どちらも有機ELディスプレイなので、高コントラストで高い解像度や広色域に対応する高画質を楽しむことができます。比率は通常よりも少し縦長で、映画などシネマに適したディスプレイ比率です。
  • 【セキュリティ】
    「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」はどちらも「指紋認証」に対応していますが、「Galaxy Note8」はさらに「虹彩認証」と「顔認証」の生体認証が利用可能です。「虹彩認証」「指紋認証」「顔認証」の順にセキュリティが高くなっています。
  • 【カメラ機能】
    「HUAWEI Mate 10 Pro」と「Galaxy Note8」はどちらも、背面に「ダブルレンズカメラ」が搭載されています。
    「HUAWEI Mate 10 Pro」は、カラーセンサーを搭載した片方のカメラで色情報を取得し、もう片方のモノクロセンサーを搭載したカメラで明度情報を撮影します。2つの撮影データを合わせることで、一眼カメラで撮影したような擬似的なボケ描写や高品質な写真表現が可能です。レンズはライカと共同開発したものになっており、F値は現在のスマートフォンに搭載されているレンズで最も明るいと思われるF1.6(両レンズ)を実現しています。
    「Galaxy Note8」は広角レンズと望遠レンズの2つのカメラが背面に搭載されており、2つのカメラを利用することで、背景を一眼カメラのように擬似的にぼかして印象的なポートレート写真が撮影できる「ライブフォーカス」機能が利用できます。その他にも、光学ズームとしての使い方や、被写体に寄った写真と背景まで入る広角な写真を同時に撮影できる「デュアルキャプチャ」機能などが使用可能です。
  • 【その他】
    「HUAWEI Mate 10 Pro」は3.5mmヘッドホンジャックと外部メモリーに非対応ですが、「Galaxy Note8」は対応しています。「HUAWEI Mate 10 Pro」は4000mAhの大容量バッテリーが搭載されていますが、「Galaxy Note8」は3300mAhです。「HUAWEI Mate 10 Pro」は「USB Type-C」と「HDMI」の変換ケーブル1本(ドッキングステーション不要)で外部モニターにPC画面を表示できる「PCモード」が利用でき、「Galaxy Note8」は「DeX Station」を使用することで同様の機能が利用できます。「Galaxy Note8」にはVRゴーグル「Galaxy Gear VR with Controller」も別売りアクセサリーで用意されています。



製品名ファーウェイ HUAWEI Mate 10 Proサムスン Galaxy Note8
発売日2017年12月01日、2018年05月18日(ソフトバンク)2017年10月26日
キャリアSIMロックフリー(nanoSIMx2)、DSDS・DSDV対応au、ドコモ
価格128GB:9万円前後64GB:12万6000円前後
シリーズHUAWEI Mateギャラクシー ノート (GALAXY Note)
OSAndroid 8.0Android 7.1.1
CPU(プロセッサー)CPU:HUAWEI Kirin 970 オクタコア A73 2.36GHz/A53 1.8GHz(クアッドコア) + i7コアプロセッサ、GPU NPU:Mali-G72 MP12 Neural Network Processing UnitSnapdragon 835 MSM8998 オクタコア、2.35GHz/クアッドコア+1.9GHz/クアッドコア
外部メモリー-microSDXC(256GB)
RAM6GB
バッテリー容量4000mAh3300mAh
防水機能IPX5/IPX7・IP6X(IP67)IPX5/IPX8・IP6X
セキュリティ指紋認証(背面に設置)指紋認証(背面に設置)、虹彩認証、顔認識
ホームボタンオンスクリーンキー
対応充電急速充電「SuperCharge」ワイヤレス充電「Qi」、急速充電
モニター6インチ、比率:18:96.3インチ(婉曲したエッジ部分を除くと約6.2インチ)、比率:18.5:9
画面解像度フルHD+(2160x1080ドット)Quad HD+(QHD+) 2960x1440px、521ppi
液晶パネル有機EL FullView Display、OLED 402ppi 70,000:1コントラスト比有機EL(Super AMOLED) Infinity display
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
NFC○(FeliCa、おサイフケータイ対応)
Bluetooth○(4.2)○(5.0)
GPS
テレビ-ワンセグ、フルセグ
ハイレゾ
HDR動画再生対応
画素数(背面カメラ)1200万画素(RGBセンサー)+2000万画素(モノクロセンサー)広角レンズ:1200万画素(デュアルピクセル) 1/2.55型、望遠レンズ:1200万画素 1/3.6型
レンズ(背面カメラ)どちらもF1.6広角:26mm F1.7、望遠:55mm F2.4
手ブレ補正光学式手ブレ補正広角・望遠レンズ対応のデュアル光学式手ブレ補正
動画4K4K 30fps
画素数(正面カメラ)800万画素800万画素、1/3.6型
レンズ(正面カメラ)F2.025mm F1.7
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック-
スピーカーステレオスピーカーモノラルスピーカー
74.5mm74.8mm
高さ154.2mm162.5mm
奥行き7.9mm8.6mm(最厚部8.7mm)
重さ178g195g、Sペンは2.8g
カラーミッドナイトブルー、チタニウムグレーミッドナイトブラック、メイプルゴールド
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