「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」の特徴
タムロン 2017-09-02
- 「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」は総合的な性能が優れたタムロンの大口径標準ズームレンズです。タムロンのレンズで高性能を意味する「SP(ハイパフォーマンス)シリーズ」のレンズになっています。評価が高かった前モデル「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」の後継レンズで、レンズ構成はそのままにコーティングの追加や透過率の高い硝材を使用して画質が向上しています。制御システムは新型になったことで、手ブレ補正効果約5.0段分を実現し、オートフォーカスの精度やスピードは飛躍的に向上しました。質量はシグマ「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」より100gほど軽く、販売価格は3万円ほど安くなっています。純正レンズに勝るとも劣らないハイパフォーマンスを実現しながらも、価格は半額に近いほどのコストパフォーマンスを実現した万能レンズです。
「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」の特徴
- 「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」は画質が優れたシグマの大口径標準ズームレンズです。シグマのレンズで解像力を追求したレンズを意味する「Artライン」のレンズになっています。「超高画素時代に最適化した最高性能を実現」とシグマが謳うほど画質重視のレンズになっており、レンズ最前面に80mm径の大型非球面レンズを搭載して高い解像力を実現しています。ボケ描写にも拘っており、輪線ボケの大幅な低減や、できる限り円形に近づけたボケ形状も実現しています。シグマはマウントアダプター「MC-11」を発売しているので、キヤノン用とシグマ用のレンズは「MC-11」を装着することでソニーEマウント機でも使用可能です。タムロン「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」より質量が重く、価格が高いレンズですが、シグマでしか実現できない高画質が期待できる高解像度レンズです。
製品名 | タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032) | シグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art |
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発売日 | ニコン用:2017年8月2日、キヤノン用:9月2日 | 2017年7月7日 |
価格 | 12万円前後 | 15万円前後 |
マウント | キヤノンEF、ニコンF | キヤノンEF、ニコンF、シグマSA |
シリーズ | SPシリーズ | DGシリーズ |
タイプ | ズーム | |
対応センサー | フルサイズ | |
レンズタイプ | 一眼レフ | |
焦点距離 | 24~70mm | |
オートフォーカス | ○ | |
マニュアルフォーカス | ○ | |
絞り | F/2.8~22 | |
絞り羽根枚数 | 9枚 | |
レンズ構成 | 12群17枚 | 14群19枚 |
非球面レンズ | GM(ガラスモールド非球面)レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚 | 4枚 |
特殊レンズ | LD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ3枚、XR(高屈折率)ガラス2枚 | SLDガラス3枚 |
最短撮影距離 | 0.38m | 0.37m |
最大撮影倍率 | 0.2倍 | |
画角 | 84.04-34.21° | 84.1-34.3° |
フィルターサイズ | 82mm | |
フード付き | ○(ロック機構) | LH876-04 |
手ブレ補正機能 | 5.0段分 | 4.0段分 |
防塵・防滴構造 | 簡易防滴構造 | |
防汚コート | ○ | |
コーティング | ○(eBANDコーティング、BBARコーティング) | ○(スーパーマルチレイヤーコート) |
ニコン用の電磁絞り方式 | ○ | |
カスタマイズアクセサリー | ○(TAP-in Console) | ○(SIGMA USB DOCK) |
最大径 | 88.4mm | シグマ用:88mm |
長さ | キヤノン用:111mm、ニコン用:108.5mm | シグマ用:107.6mm |
重さ | キヤノン用:905g、ニコン用:900g | シグマ用:1020g |