「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の違い


キヤノン「EOS 6D Mark II(6dmk2)」と「EOS 6D」の違いを比較しました。

「EOS 6D Mark II」は2017年6月29日に発表されたキヤノンのデジタル一眼レフカメラです。2012年11月30日に発売された世界最軽量のフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」の後継機なので、外観とスペックを比較してみました。

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「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の正面比較

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「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の背面比較

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「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の上部比較

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「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の左側比較

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「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の右側比較

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正面と背面を重ねた比較画像。「EOS 6D」が赤色です。

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上部を重ねた比較画像。「EOS 6D」が赤色です。

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左側を重ねた比較画像。「EOS 6D」が赤色です。

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「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」の光学ファインダー内のAF測距点の比較。中央下の重ねた画像は、赤色AFポイントが「EOS 6D」です。

共通の特徴
  • 「EOS 6D Mark II」と「EOS 6D」はどちらも、小型軽量化を重視した「小型・軽量のフルサイズモデル」がコンセプトの「EOS 6Dシリーズ」のデジタル一眼レフカメラです。大型の35mmフルサイズセンサーを搭載しながらも、一般的なAPS-Cセンサー搭載の中級機と変わらないほどのサイズや重量が特徴になっています。2012年11月30日に発売された前モデルの「EOS 6D」は、発売当時にフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラで世界最軽量になっており、2017年6月の現在でも最も軽い680g(ボディのみ)になっています。「EOS 6D」は固定式モニター搭載機で世界最軽量ですが、「EOS 6D Mark II」は可動式のバリアングル液晶モニター搭載機で世界最軽量になっています。

外観・デザイン
  • 【可動式モニター】
    「EOS 6D」は液晶モニターが固定式でしたが、「EOS 6D Mark II」はキヤノンのフルサイズセンサー搭載機で初の可動式「バリアングル液晶モニター」になっています。ハイアングルやローアングル撮影が容易になり、自分撮り撮影も可能です。タッチパネルに新しく対応しました。
  • 【グリップ形状の変更】
    「EOS 6D Mark II」はグリップ形状がより深く改良されたことで、ホールド感が向上しています。
  • 【測距エリア選択モード切り換えボタンの新設】
    「EOS 6D Mark II」はシャッターボタンの左下に「測距エリア選択モード切り換えボタン」が追加されています。
  • 【内蔵マイク位置の変更】
    「EOS 6D」は正面右側のロゴ下に内蔵マイクが設置されていましたが、「EOS 6D Mark II」はロゴ上と反対左側の2箇所に設置されています。
  • 【リモコン端子位置の変更】
    「EOS 6D」はリモコン端子が左側の側面に設置されていましたが、「EOS 6D Mark II」は正面の右下に移動されています。
  • 【マルチ電子ロックスイッチ】
    「EOS 6D」は背面右下の「マルチ電子ロックスイッチ」が左右にスイッチを動かす仕様でしたが、「EOS 6D Mark II」は上下に動かすレバーに変更されています。
  • 【少し大型化】
    「EOS 6D Mark II」は液晶モニターが固定式から可動式に変更されたことで、奥行きが3.6mm、質量(ボディのみ)が5gの増加をしています。幅は0.5mmだけ小さくなりました。サイズの増加を抑えつつ、「EOS 6D」と同等の防塵防滴性能を実現しています。

追加した機能
  • 【NFCとBluetoothに対応】
    「EOS 6D」はEOS初のWi-Fi対応モデルでしたが、「EOS 6D Mark II」はさらにNFCとBluetoothの通信機能に対応しています。
  • 【動画電子防振機能に対応】
    「EOS 6D Mark II」は動画時のみですが、ジャイロセンサーを活用した動画撮影用の手ブレ補正機能「動画電子防振機能(動画電子IS)」にEOSのフルサイズ機で初めて対応しています。手ブレ補正搭載のレンズと組み合わせると、より強力なブレ補正が可能です。
  • 【4Kタイムラプス動画に対応】
    「EOS 6D Mark II」はEOS初の「4Kタイムラプス動画」に対応しています。4K動画には非対応です。
  • 【レンズ光学補正の追加】
    「EOS 6D」は「周辺光量補正」と「色収差補正」の「レンズ光学補正」に対応していましたが、「EOS 6D Mark II」は「歪曲収差補正」と「 回折補正」にも対応しています。上位機「EOS 5D Mark IV」と同等の「レンズ光学補正」になりました。撮影時に「デジタルレンズオプティマイザ」は使用できないと思われます。
  • 【ピクチャースタイルの追加】
    「EOS 6D Mark II」はピクチャースタイルに「ディテール重視」が追加されています。また、シャープネスは「強さ」「細かさ」「しきい値」から選択できます。
  • 【露出補正の自動解除機能の追加】
    「EOS 6D Mark II」は電源スイッチをオフにすると露出補正が自動的に解除される「露出補正の自動解除機能」が追加されています。露出補正後に、補正を戻さず撮影することを防ぎます。また、ピント合焦後の自動AEロックを測光モード別にON/OFF選択できるようになりました。
  • 【AEロックカスタマイズ】
    「EOS 6D Mark II」はAEロック後のカスタマイズに、「評価測光」に加えて、「評価測光」「部分測光」「スポット測光」「中央部重点平均測光」が個別でON/OFF選択できるようになりました。

向上した機能
  • 【画質の向上】
    「EOS 6D」は2020万画素のCMOSセンサーが搭載されていましたが、「EOS 6D Mark II」は新開発された2620万画素のCMOSセンサーが搭載されています。高画素化されただけでなく、「新規微細プロセス」「新規フォトダイオード構造」「新カラーフィルター」などの最新センサー技術が導入され、広いダイナミックレンジ、豊かな階調表現、新ノイズ低減処理による低ノイズ化を実現しています。
  • 【高感度性能の向上】
    「EOS 6D」は画像処理エンジンが「DIGIC 5+」でしたが、「EOS 6D Mark II」はEOSのフルサイズ搭載機では初となる最新の「DIGIC 7」が搭載されています。常用ISO感度は100-25600から100-40000に向上し、よりノイズが少ない写真が撮影可能です。その他にも「DIGIC 7」により全体的なパフォーマンスが向上しています。
  • 【オートフォーカス性能の向上(ファインダー時)】
    「EOS 6D」はファインダー時の測距点が11点(中央1点はF5.6対応のクロス)でしたが、「EOS 6D Mark II」は測距点が45点(全てがF5.6対応のクロス)に大幅向上しています。最大27点がF8測距にも対応しています。7560画素RGB+IR測光センサーを搭載し、キヤノン独自の新EOSシーン解析システムにより、高速かつ高精度で追従性が向上したピント合わせが可能です。
  • 【オートフォーカス性能の向上(ライブビュー時)】
    「EOS 6D」はライブビュー時のオートフォーカスにコントラストAFを使用していましたが、「EOS 6D Mark II」は撮像面位相差AFを使用する「デュアルピクセルCMOS AF」を採用したことで、AF速度が劇的に向上しています。EOSのフルサイズ初となる「スムーズゾーンAF(AFエリアを撮影者が任意に設定可能)」「追尾優先AF」「ライブ1点AF」の3つのAF方式が利用可能です。また、EV-2.5の低輝度限界に対応しました。
  • 【連写性能の向上】
    「EOS 6D」は4.5コマ/秒の連写性能でしたが、「EOS 6D Mark II」は6.5コマ/秒に向上しています。ライブビュー時でのサーボAFでは、最高約4コマ/秒の追従連写が可能です。より決定的な瞬間が撮影しやすくなりました。
  • 【動画機能の向上】
    「EOS 6D」はフルHD 30pまでの動画性能でしたが、「EOS 6D Mark II」はフルHD 60pに対応しています。「EOS 6D」は24pと25p時にシャッタースピードは1/30秒以下に設定できませんでしたが、「EOS 6D Mark II」は1/25秒が設定可能です。
  • 【光学ファインダーの向上】
    「EOS 6D」は光学ファインダーの視野率が97%でフォーカシングスクリーンが交換式でしたが、「EOS 6D Mark II」は視野率が98%で固定式に変更されています。「EOS 6D Mark II」は「インテリジェントビューファインダーII」が搭載されたことで、電子水準器は水平方向とあおり方向の傾きが表示できる2軸になりました。



製品名キヤノン EOS 6D Mark IIキヤノン EOS 6D
発売日2017年8月4日2012年11月30日
価格22万円前後14万円前後
シリーズEOS(イオス)シリーズ
マウントキヤノンEF系マウント
センサーフルサイズ(35.9×24mm CMOS)フルサイズ(35.8×23.9mm CMOS)
ローパスフィルター○(予想)
画像処理エンジンDIGIC 7DIGIC 5+
有効画素数2620万画素2020万画素
最大記憶画素数6240x4160px5472x3648px
ISO100-40000100-25600
拡張ISO50-102400
連写6.5コマ/秒、ソフト連続撮影:3コマ/秒4.5コマ/秒、ソフト連続撮影:3コマ/秒
連続撮影可能コマ数JPEG(ラージ/ファイン):約110枚、RAW:約18枚、RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約17枚JPEG(ラージ/ファイン):約73枚、RAW:約14枚、RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約7枚
AF方式位相差AF、デュアルピクセルCMOS AF(像面位相差AF、コントラストAF)位相差AF、コントラストAF
測距点45点(全てF5.6対応クロス、27点がF8対応)11点(中央はF5.6対応クロス)
測距輝度範囲ファインダー時:EV-3~18、ライブビュー時:EV-2.5~18ファインダー時:EV-3~18、ライブビュー時:EV1~18
ファインダーペンタプリズム (視野率98%/倍率0.71倍)ペンタプリズム (視野率97%/倍率0.71倍)
フォーカシングスクリーン交換固定式交換式
モニター3インチ (104万ドット)
シャッタースピード1/4000-30秒
電子先幕シャッターライブビュー時
電子シャッター
サイレントシャッターソフト撮影(静音撮影)
バルブ撮影
セルフタイマー2、10秒
撮影枚数ファインダー時:1200枚、ライブビュー時:380枚ファインダー時:1090枚、ライブビュー時:220枚
RAW14bit
JPEG
TIFF
RAW+JPEG
動画フルHD(1920x1080) 60pフルHD(1920x1080) 30p
ハイフレームレート
ファイル形式MP4、MOV(タイムラプス時)MOV
映像圧縮方式MPEG-4 AVC/H.264 可変(平均)ビットレート方式
音声記録方式AAC、内蔵ステレオマイクリニアPCM、内蔵モノラルマイク
手ぶれ補正動画電子防振機能-
内蔵フラッシュ-
防塵防滴仕様
ゴミ取り機能
ライブビュー
可動式モニターバリアングル(左右180度、上下270度)固定式
pictbridge
水準器○(上下、左右の2軸)
タッチパネル-
顔認識
英語対応
Wi-Fi
NFC-
GPS
Bluetooth-
USB給電
ウィンドカット/アッテネーター機能
マルチショットノイズ低減機能
オートライティングオプティマイザ
多重露出
HDRモード
カメラ内RAW現像
ホワイト優先と雰囲気優先(ホワイトバランス)-
フリッカーレス撮影-
ゾーンAF-
ラージゾーンAF-
スムーズゾーンAF(ライブビュー時)-
ディテール重視(ピクチャースタイル)-
色検知AF-
HDR動画撮影-
シーンモード「流し撮り」「集合写真」-
インターバルタイマー-
バルブタイマー-
ビジュアルガイド-
メモリーカードSDXC UHS-I
144mm144.5mm
高さ110.5mm
奥行き74.8mm71.2mm
重さ685g680g
総重量765g755g
バッテリーLP-E6N/LP-E6LP-E6
インターフェイスUSB2.0、HDMIミニ

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