「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」の特徴
ニコン 2017-06-30
- 「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」はNIKKORレンズで初のフィッシュアイ(魚眼)ズームレンズです。円形の写真になる「円周魚眼画像」と、魚眼レンズ特有の大きく画面が歪んだ写真になる「対角線魚眼画像」の2タイプを1本のレンズで撮影することができます。フルサイズ機(FXフォーマット)で使用した場合、8mm時では全周180°の円周魚眼画像、15mm時では180°の対角線魚眼画像が撮影できます。APS-C機(DXフォーマット)で使用した場合は最大180°の対角線魚眼画像が撮影できます。ナノクリスタルコートが採用されているので、ゴースト・フレアを抑制したクリアな描写が可能です。防塵・防滴性能だけでなく、レンズの最前面・最後面に汚れに強いフッ素コートが施されています。レンズフィルターを装着することはできませんが、レンズのマウント開口部にフィルター枠が装備されているため、シートタイプのフィルター(ゼラチンフィルター)を装着することができます。
「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」の特徴
- 「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」はボケ描写が楽しめる大口径の広角レンズです。1994年に発売された「Ai AF Nikkor 28mm F1.4D」の後継レンズだと思われます。F1.4の明るい開放値と9枚の円形絞り羽根により美しいボケ味を実現し、高画素のカメラにも対応する高い解像力も実現しています。28mmの焦点距離はポートレート撮影にも風景撮影にも適応し、ドキュメンタリー撮影やストリート撮影にも対応できます。最短撮影距離は0.28m、最大撮影倍率は0.17倍なので被写体に近づいて迫力ある撮影も可能です。「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」と同様に、ナノクリスタルコート、フッ素コート、電磁絞り機構などを採用し、サジタルコマフレアの発生も抑制されています。
製品名 | ニコン AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED | ニコン AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED |
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発売日 | 2017年06月30日 | 2017年06月30日 |
価格 | 14万円前後 | 22万円前後 |
マウント | ニコンF | |
シリーズ | AF-S Eシリーズ | |
タイプ | ズーム | 単焦点 |
センサー | フルサイズ | |
レンズタイプ | 一眼レフ | |
焦点距離 | 8~15mm | 28mm |
オートフォーカス | ○ | |
マニュアルフォーカス | ○ | |
フォーカス | インナーフォーカス(IF方式) | リアフォーカス(RF方式) |
絞り | F3.5~22、F4.5~29 | F1.4~16 |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 |
レンズ構成 | 13群15枚 | 11群14枚 |
最短撮影距離 | 0.16m | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.34倍 | 0.17倍 |
画角 | 180-175° | 75° |
フィルターサイズ | レンズ後部に装備可能 | 77mm |
フード付き | バヨネットフード HB-80 | バヨネットフード HB-83 |
手ブレ補正機能 | - | |
防塵・防滴構造 | ○ | |
魚眼 | ○ | |
非球面レンズ | 2枚 | 3枚 |
EDレンズ | 3枚 | 2枚 |
ナノクリスタルコート | ○ | |
フッ素コート | ○ | |
最大径 | 77.5mm | 83mm |
長さ | 83mm | 100.5mm |
重さ | 485g | 645g |