- 富士フイルムは、「FUJIFILM X-T2」と「FUJIFILM X-Pro2」の最新ファームウェアを3月下旬と5月下旬に公開する
- トータルで33項目にわたる機能・操作性を向上する大型ファームウェア
- 【3月下旬公開予定】
1.ブラケットおよびAdv.フィルター撮影でのRAW画像の記録
2.拡張感度にISO125、ISO160を追加
3.長秒側のシャッタースピードを15分まで拡張
4.シャッタースピードの1/3段補正の無効化(X-T2のみ対応、X-Pro2には搭載済み)
5.コマンドダイヤルでのISO感度全域変更(X-T2のみ対応)
6.感度AUTO設定の低速シャッター限界に「AUTO」を追加
7.顏検出AFの高速化
8.AF-Cモードでの合焦表示の改善
9.AFモードの「シングルポイント」に最少サイズを追加
10.「AFポイント表示」の追加(X-Pro2のみ対応、X-T2には搭載済み)
11.「AF-Cカスタム設定」の追加(X-Pro2のみ対応、X-T2搭載には済み)
12.「縦/横位置AFモード切替」の追加(X-T2のみ対応)
13.ピント位置拡大中の位置変更
14.動画記録中のアイセンサー有効化(X-T2のみ対応)
15.動画記録中のISO感度変更(X-T2のみ対応)
16.動画記録中の再AF(X-T2のみ対応)
17.動画記録中のヒストグラム表示(X-T2のみ対応)
18.外部マイク入力レベルの最適化(X-T2のみ対応)
19.VIEW MODEに「アイセンサー + LCD撮影画像表示」を追加
20.EVFの表示タイムラグ短縮(X-Pro2のみ対応、X-T2には搭載済み)
21.「2画面」表示モードの常時化(X-T2のみ対応)
22.LCDの自動縦表示(X-T2のみ対応)
23.カスタム1~7の名前設定
24.Exif用著作権情報
25.ボイスメモ機能
26.AEブラケットの機能拡張
27.「カードなしレリーズ」設定の追加 - 【5月下旬公開予定】
28.無線通信によるPCリモート撮影をサポート(X-T2のみ対応)
29.AFモードに「オール」を追加(X-T2のみ対応)
30.「半押しAF」、「半押しAE」の機能拡張(X-T2のみ対応)
31.EVF明るさに「-6」と「-7」を追加
32.「2画面」表示モードでの画面入れ替え(X-T2のみ対応)
33.リアコマンドダイヤルのファンクション化 - ※追記:3月下旬公開予定のファームウェアが3月30日に公開されました(3月23日の記事から更新)
非常に更新内容が多いファームウェアで、マイナーチェンジモデルとして発売されてもいいような内容ですね。富士フイルムのダブルフラッグシップ機として申し分のない性能になりそうです。