ボケが綺麗なオススメレンズの比較一覧TOP5


ボケが綺麗なオススメレンズの比較一覧TOP5

ボケ味が綺麗なオススメレンズの一覧について掲載しています。

フルサイズやAPS-Cなどの大型センサー搭載機では大きなボケ描写を楽しむことができます。ボケの量はセンサーサイズが大型になるほど大きくなります。また、レンズが明るくなるほど大きくなります(F値の数字が小さいレンズのことです)。この記事では、ボケ描写を楽しむ時にオススメなボケ味が綺麗なレンズを独断と偏見で選びました。

ボケが綺麗なオススメレンズの比較一覧
1位FE 100mm F2.8 STF GM OSSソニー
2位AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDニコン
3位AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gニコン
4位XF56mmF1.2 R APD富士フイルム
5位EF85mm F1.2L II USMキヤノン

FE 100mm F2.8 STF GM OSS
ソニー
FE 100mm F2.8 STF GM OSS SEL100F28GM
FE 100mm F2.8 STF GM OSS SEL100F28GM
ソニー「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」は「アポダイゼーション」という特殊フィルターが内蔵されたレンズです(ソニーは「アポダイゼーション」フィルター搭載レンズを「STF(Smooth Trans Focus)」と呼んでいます)。「アポダイゼーション」フィルターは、レンズ中心部は透過率(レンズを通る光の量)が高いですが、レンズ周辺部は透過率が低いという特徴を持っています。このフィルターを利用することで「ピントが合っている位置はシャープに、ボケの輪郭は柔らかに」という描写を実現することができます。「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」は前ボケも後ボケも美しく、二線ボケや口径食(画像周辺部でボケの形状が綺麗な円形ではなく、レモン型などになったりすること)を抑えた理想的なボケ描写が楽しめます。「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」はフルサイズ対応のEマウント用レンズですが、Aマウント対応の「135mm F2.8 [T4.5] STF」も発売されています。通常のレンズでは撮影できない極上のボケ味が楽しめるレンズです。

価格:170,000円前後

基本仕様
レンズマウントソニーEマウント系タイプ単焦点
焦点距離100mmAF/MFAF:○
MF:○
レンズ構成10群13枚絞り羽根枚数11枚
最短撮影距離0.57m最大撮影倍率0.25倍
絞りF2.8~20画角24度
フィルターサイズ72mm対応センサーフルサイズ
手ブレ補正機能防塵・防滴構造配慮した設計
最大径×長さ85.2×118.1mm重さ700g


AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
ニコン
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
ニコン「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」は「三次元的ハイファイ」という特殊なレンズ設計により作られたレンズです。撮影する被写体は三次元ですが、撮影された被写体(写真)は二次元になります。立体(三次元)を平面(二次元)に変換する時の描写性能に拘ったレンズが「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」です。ボケ味は自然な奥行き感があり、ボケ始めから完全にボケる場所への連続性をとても綺麗に表現することができます。105mmの中望遠にF1.4という明るさを持ったレンズなので、ボケの量は非常に大きく、背景を大きくボカすことが可能です。ニコンだからこそ実現できた、そこに被写体があるかのような立体感とボケ味が楽しめるレンズです。

価格:210,000円前後

基本仕様
レンズマウントニコンFマウント系タイプ単焦点
焦点距離105mmAF/MFAF:○
MF:○
レンズ構成9群14枚絞り羽根枚数9枚
最短撮影距離1m最大撮影倍率0.13倍
絞りF1.4~16画角23.1度
フィルターサイズ82mm対応センサーフルサイズ
手ブレ補正機能防塵・防滴構造
最大径×長さ94.5×106mm重さ985g


AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
ニコン
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
ニコン「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」は「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」と同じ「三次元的ハイファイ」設計で作られたレンズです。「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」は「三次元的ハイファイ」レンズの第一弾で、「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」は第二弾になります。「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」は「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」よりボケが特徴的な描写になっており、より「三次元的ハイファイ」レンズでのみ表現できる画像を楽しむことができます。焦点距離は、「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」が中望遠レンズでポートレートなどには最適ですが普段使いでは使いづらい画角になっています。「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」は標準域の焦点距離で人間の視野に近いので気軽に持ち出せるレンズです。一癖も二癖もある唯一無二のボケ描写が楽しみたい場合にオススメのレンズです。

価格:170,000円前後

基本仕様
レンズマウントニコンFマウント系タイプ単焦点
焦点距離58mmAF/MFAF:○
MF:○
レンズ構成6群9枚絞り羽根枚数9枚
最短撮影距離0.58m最大撮影倍率0.12倍
絞りF1.4~16画角40度
フィルターサイズ72mm対応センサーフルサイズ
手ブレ補正機能防塵・防滴構造
最大径×長さ85×70mm重さ385g


フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD
富士フイルム
フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD
フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD
「XF56mmF1.2 R APD」は「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」と同じ「アポダイゼーション」フィルターが内蔵されたレンズです。焦点距離は35mm判換算で85mm相当になります。ポートレート撮影などに最適な焦点距離で、背景を大きくボカした撮影が可能です。「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」と同様にボケの縁を柔らかく表現することができ、うるさくない滑らかなボケ味で背景を整理することができます。フルサイズ用レンズの場合は背景がボケ過ぎてしまうことがありますが、「XF56mmF1.2 R APD」はAPS-C用レンズなのでフルサイズよりボケを少し抑えた適度なボケ量で撮影ができます。富士フイルムは肌の描写が得意なので、「XF56mmF1.2 R APD」と組み合わせることでワンランク上の美しいポートレート撮影が楽しめます。

価格:160,000円前後

基本仕様
レンズマウントフジフイルムXマウント系タイプ単焦点
焦点距離56mm
85.68mm(35mm判換算)
AF/MFAF:○
MF:○
レンズ構成8群11枚絞り羽根枚数7枚
最短撮影距離0.7m最大撮影倍率0.09倍
絞りF1.2~16画角28.5度
フィルターサイズ62mm対応センサーAPS-C
手ブレ補正機能防塵・防滴構造
最大径×長さ73.2×69.7mm重さ405g


EF85mm F1.2L II USM
キヤノン
EF85mm F1.2L II USM
EF85mm F1.2L II USM
「EF85mm F1.2L II USM」は「アポダイゼーション」フィルター搭載でも「三次元的ハイファイ」設計でもない通常タイプのレンズです。「EF85mm F1.2L II USM」の魅力は大きなボケ量で、背景を強烈にボカした幻想的な写真が撮影できます。フルサイズとオートフォーカスに対応する85mmでF1.2のレンズは「EF85mm F1.2L II USM」とその前モデル「EF85mm F1.2L USM」のみで、キヤノンEFマウントの大きな口径だから実現できた超大口径レンズです。ボケ味は「アポダイゼーション」フィルターや「三次元的ハイファイ」のように特徴的ではないので、様々な状況に対応することができます。特徴的なボケ描写ではなく、純粋に大きなボケを楽しみたい場合にオススメのレンズです。

価格:190,000円前後

基本仕様
レンズマウントキヤノンEFマウント系タイプ単焦点
焦点距離85mmAF/MFAF:○
MF:○
レンズ構成7群8枚絞り羽根枚数8枚
最短撮影距離0.95m最大撮影倍率0.11倍
絞りF1.2~16画角28.3度
フィルターサイズ72mm対応センサーフルサイズ
手ブレ補正機能防塵・防滴構造
最大径×長さ91.5×84mm重さ1025g

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