外観・デザイン
- 【サブ電子ダイヤル】
「EOS M6」は露出補正ダイヤルの下にサブ電子ダイヤルが設置されて2段ダイヤルになっています。露出補正ダイヤルはそのために一段高い位置に移動しています。 - 【電源ボタン】
「EOS M3」は押しボタン式の電源ボタンでしたが、「EOS M6」は右端に移動されてレバー式の電源ボタンに変更されています。 - 【ボタン配置】
「EOS M6」は「動画ボタン」や「再生ボタン」などの背面のボタン配置が「EOS M3」から変更されています。 - 【大型化】
「EOS M6」は、幅が1.1mm、奥行きが0.1mm、重さが24gの大型化をしています。 - 【その他の違い】
「EOS M6」はその他に、右側面にWi-Fiボタンが新設され、カラーはツヤ消しブラックからツヤありグラファイトブラック、ストラップ装着部の向きが変わり丸型に変更、端子カバー内にリモコン端子の新設、などの変更点があります。
追加した機能
- 【動画時の電子手ぶれ補正】
「EOS M6」は動画撮影時のみですが、ボディ内5軸電子手ブレ補正に対応しています。対応するレンズと組み合わせるとより強力にブレを抑える「コンビネーションIS」が使用できます。 - 【Bluetoothに対応】
「EOS M6」は、Bluetoothで常時接続が可能です。電源をオンするだけで自動的に接続が完了したり、スマートフォンをカメラのリモートコントローラーにすることができます。 - 【「スムーズゾーンAF」に対応】
「EOS M6」は滑らかにゾーンAF枠を移動できる「スムーズゾーンAF」に対応しています。 - 【AFフレームサイズ「小」に対応】
「EOS M6」は、AFフレームサイズ「標準」より小さい、AFフレームサイズ「小」が選択可能です。 - 【回折補正、カメラ内RAW現像、流し撮りモードの追加】
「EOS M6」は、「回折補正」「カメラ内RAW現像」「流し撮りモード」が追加されています。
向上した機能
- 【新しい映像エンジン】
「EOS M6」と「EOS M3」は同じ約2420万画素のセンサーですが、画像処理エンジンが「DIGIC 6」から「DIGIC 7」に向上しています。これにより、画質、高感度性能、AFの追尾性能、情報処理量などが向上しています。 - 【高感度性能の向上】
「EOS M3」は常用ISOが100~12800でしたが、「EOS M6」はISO 100~25600になりました。 - 【オートフォーカス性能の向上】
「EOS M3」は「ハイブリッドCMOS AF III」が搭載されていましたが、「EOS M6」は「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載されています。「EOS M3」はコントラストAFと位相差AFを組み合わせ、条件によっては位相差AFのみで合焦していました。しかし、「EOS M6」は位相差AFのみで高速オートフォーカスが可能です。撮像面の80×80%の範囲で測距が可能です。動体追従性やオートモードの色検出性能も向上しています。 - 【連写性能の向上】
「EOS M3」は最高約4.2コマ/秒の連続撮影速度でしたが、「EOS M6」はワンショットAF時が最高約9.0コマ/秒、サーボAF時が最高約7.0コマ/秒、低速連続撮影時が最高約4.0コマ/秒に向上しています。 - 【動画機能の向上】
「EOS M3」はフルHD 30pまでの動画性能でしたが、「EOS M6」はフルHD 60pに対応しています。 - 【撮影間隔やブラックアウト時間の短縮】
「EOS M6」は撮影間隔やブラックアウト時間が大幅に短縮したことで快適な撮影が可能です。起動時間は「EOS M3」から0.58秒の短縮を実現して1秒で起動完了します。 - 【その他】
「EOS M6」はその他に、ノイズリダクションやオートライティングオプティマイザーの性能向上、ブラックアウトの短縮、全体的なレスポンスの向上、なども向上しています。
キヤノン 2017-04-14
キヤノン 2015-03-26
製品名 | キヤノン EOS M6 | キヤノン EOS M3 |
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発売日 | 2017年04月20日 | 2015年03月26日 |
価格 | 9万円前後 | 4万5000円前後 |
シリーズ | EOS(イオス) Mシリーズ | |
マウント | キヤノンEF M系マウント | |
センサー | APS-C(22.3×14.9mm CMOS) | |
ローパスフィルター | ○(予想) | |
ダスト除去機能 | ○ | |
画像処理エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 6 |
総画素数 | 2580万画素 | 2470万画素 |
有効画素数 | 2420万画素 | |
最大記憶画素数 | 6000×4000px | |
ISO | 100~25600 | 100~12800 |
拡張ISO | 100~25600 | |
連写 | 9コマ/秒、サーボAF時:7コマ/秒 | 4.2コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW:17枚、RAW+JPEG:16枚、JPEG:26枚 | RAW:5枚、RAW+JPEG:4枚、JPEG:1000枚 |
AF方式 | デュアルピクセル CMOS AF(像面位相差AF+コントラストAF) | ハイブリッドCMOS AF III(像面位相差AF+コントラストAF) |
測距点 | 49点 | |
測距輝度範囲 | -1~18 | 2-18 |
ファインダー | - | |
モニター | 3インチ (104万ドット) | |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 | |
電子先幕シャッター | ||
電子シャッター | - | |
サイレントシャッター | ||
バルブ撮影 | ○ | |
セルフタイマー | 2、10秒 | |
撮影枚数 | 295枚 | 250枚 |
RAW | 14bit | |
JPEG | ○ | |
TIFF | ||
RAW+JPEG | ○ | |
動画 | フルHD (1920×1080) 60p | フルHD (1920×1080) 30p |
ファイル形式 | MP4 | |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC、H.264 | |
音声記録方式 | MPEG-4 AAC-LC | |
録音 | 内蔵モノラルマイク | 内蔵ステレオマイク |
手ぶれ補正 | 動画時 | |
内蔵フラッシュ | 手動ポップアップストロボ | 折りたたみ式手動ポップアップ |
防塵防滴仕様 | ||
ゴミ取り機能 | ○ | |
ライブビュー | ○ | |
可動式モニター | チルト(上:180度、下:45度) | |
pictbridge | ○ | |
水準器 | ○ | |
タッチパネル | ○ | |
顔認識 | ○ | |
英語対応 | ○ | |
Wi-Fi | ○ | |
NFC | ○ | |
GPS | ||
Bluetooth | ○ | |
リモートスイッチ RS−60E3 | ○ | |
オートライティングオプティマイザ | ○ | |
手持ち夜景 | ○ | |
USB給電 | ||
ダイヤルファンクション | ||
タッチ&ドラッグAF | ||
SDカード | SDXC | |
幅 | 112mm | 110.9mm |
高さ | 68mm | |
奥行き | 44.5mm | 44.4mm |
重さ | 343g | 319g |
総重量 | 390g | 366g |
バッテリー | LP-E17 | |
インターフェイス | Micro USB、HDMIミニ | USB、HDMIミニ |