※追記:「E-M10 Mark II」の画像が「E-M5 Mark II」になっています。申し訳ありません。
「FUJIFILM X-T20」とキヤノン「EOS M5」の外観を比較すると、「FUJIFILM X-T20」はファインダーが「EOS M5」のようにハッキリと飛び出した外観ではなく、グリップ部も「EOS M5」のように深い形状ではありません。「EOS M5」はキヤノンのミラーレスカメラで最上位なので、初級から中級をカバーする「FUJIFILM X-T20」より上位に位置づけされたカメラです。「FUJIFILM X-T二桁シリーズ」の上位には「FUJIFILM X-T一桁シリーズ」があります。「LUMIX DMC-G8」は静止画と動画を重視したハイブリッドフォトグラフィのシリーズで、上位には「GHシリーズ」があります。「FUJIFILM X-T20」と比べると、「LUMIX DMC-G8」はガッチリとした一眼レフに近い形状で防塵・防滴仕様になっています(FUJIFILM X-T20は防塵・防滴仕様ではありません)。「FUJIFILM X-T20」と「LUMIX DMC-G8」はどちらも4K動画に対応していますが、「LUMIX DMC-G8」はより放熱処理に優れたボディになっています。「OM-D E-M10 Mark II」は上位に「E-M5シリーズ」があり、そのさらに上位に「E-M1シリーズ」があります。「FUJIFILM X-T20」のライバル機としては、「E-M10シリーズ」ではなく「E-M5シリーズ」かもしれません。外観やボディの質感はこの5つのカメラの中では一番「FUJIFILM X-T20」に近いと思います。「FUJIFILM X-T20」と「EOS M5」はAPS-Cセンサー、「LUMIX DMC-G8」と「E-M10 Mark II」はフォーサーズセンサー(APS-Cセンサーより小型サイズ)、「α7R II」と「ライカSL」はフルサイズセンサー搭載機です。「α7R II」と「ライカSL」はどちらもプロ機に近いカテゴリにあるカメラなので、「FUJIFILM X-T20」のライバル機ではなく外観の参考として比較しました。「α7R II」のフルサイズセンサーはAPS-Cセンサーより非常に大型のサイズですが、「FUJIFILM X-T20」とあまり変わらないほど小型化されています。「ライカSL」は厚み以外はあまり一眼レフ機と変わらない大きさになっています(ライカSLの厚み39mmはグリップ部もファインダー部も含めない長さです)。
パナソニック 2016-10-21