EF24-105mm F4L IS II USMの特徴
「EF24-105mm F4L IS II USM」は小三元レンズと呼ばれるズーム全域でF4の一定絞り値を実現したレンズです。プロおよびハイアマチュア層向けの標準ズームレンズで、旧型「EF24-105mm F4L IS USM」から約11年ぶりリニューアルされました。「EF24-105mm F4L IS II USM」が「EF24-70mm F2.8L II USM」より優れる3つの特徴は、レンズ内手ブレ補正、より望遠までのズーム、安価な価格です。シャッター速度換算約4段分もの強力な手ブレ補正が搭載されているので、シャッタースピードが上げられない状況でも万能に対応することができます。また、「EF24-70mm F2.8L II USM」より35mm望遠の105mmで撮影できるので、遠くの被写体をより拡大して撮影が可能です。価格は5万円ほど安いのでコストパフォーマンは良好です。「EF24-70mm F2.8L II USM」に比べて4年ほど新しいレンズなので、フレア・ゴーストを抑制する「ASC」コーティングや、4枚のガラスモールド非球面レンズなど高い光学性能、動画親和性が向上されたオートフォーカスなども優れています。
EF24-70mm F2.8L II USMの特徴
「EF24-70mm F2.8L II USM」は大三元レンズと呼ばれるズーム全域でF2.8の一定絞り値を実現したレンズです。大三元レンズは各メーカーがレンズの顔としてプロフェッショナル向けに開発されたレンズで、抜群の光学性能を持っています。「EF24-70mm F2.8L II USM」が「EF24-105mm F4L IS II USM」より優れる2つの特徴は、F2.8の大口径と、贅沢な光学性能です。ズームレンズにも関わらずF2.8という単焦点レンズのように明るいレンズなので、背景を大きくぼかしたり、シャッタースピードを高速にすることができます。レンズ内手ブレ補正が搭載されていない分、シャッタースピードを上げることでブレを抑えることが可能です。非球面レンズ3枚、スーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚と贅沢な光学系なのでズーム全域で色収差が少なくハイレベルな高画質が楽しめます。高速オートフォーカスに防塵・防滴の堅実な作りでスポーツ撮影でも活躍するレンズです。
製品名 | キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM | キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM |
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発売日 | 2016年11月03日 | 2012年09月06日 |
価格 | 136,000円 | 180,000円 |
マウント | キヤノンEF | |
シリーズ | EFシリーズ | |
Lレンズ | ○ | |
タイプ | ズーム | |
センサー | フルサイズ | |
レンズタイプ | 一眼レフ | |
焦点距離 | 24~105mm | 24~70mm |
オートフォーカス | ○ | |
マニュアルフォーカス | ○ | |
絞り | F4~22 | F2.8~22 |
絞り羽根枚数 | 10枚 | 9枚 |
レンズ構成 | 12群17枚 | 13群18枚 |
最短撮影距離 | 0.45m | 0.38m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 | 0.21倍 |
画角 | 84~23.2° | 84~34° |
フィルターサイズ | 77mm | 82mm |
フード付き | EW-83M | EW-88C |
手ブレ補正機能 | 4.0段分 | - |
防塵・防滴構造 | ○ | |
非球面レンズ | ○ | |
リングUSM | ○ | |
インナーフォーカス | ○ | |
フルタイムマニュアル | ○ | |
フッ素コーティング | ○ | |
ASC(Air Sphere Coating) | ○ | |
研削非球面レンズ | ○ | |
UDレンズ | ○ | |
スーパーUDレンズ | ○ | |
最大径 | 83.5mm | 88.5mm |
長さ | 118mm | 113mm |
重さ | 795g | 805g |