360度撮影ができるデジタルカメラの比較一覧TOP6


360度撮影ができるデジタルカメラの比較一覧TOP6

360度の撮影ができるデジタルカメラ一覧について掲載しています。

「360°カメラ」は別名:「全天球カメラ」や「全方位カメラ」とも呼ばれるワンショットで360°上下左右全方位の画像が撮影できるカメラです。通常の写真とは異なる臨場感を撮影することができるので近年人気が高まっています。YouYubeなどの動画投稿サイトも360°動画に対応するようになり、アプリや編集ソフトも徐々に充実してきています。360°VRパノラマでバーチャルリアリティを楽しむことができる機器も登場し初め、360度カメラの利用範囲は多くなってきています。この記事では、360°撮影をするのに適したカメラを独断と偏見で選びました。

360度撮影ができるデジタルカメラの比較一覧
1位RICOH THETAリコー
2位KeyMission 360ニコン
3位Insta360 NanoInsta360
4位Insta360 AirInsta360
5位Gear 360サムスン
6位Kodak SP360コダック

RICOH THETA
リコー
RICOH THETA SC (ホワイト)
RICOH THETA SC (ホワイト)
リコー「RICOH THETA」シリーズは360°カメラの先駆け的存在のカメラです。初代の「RICOH THETA」は2013年11月8日に世界初の全天球イメージを撮影できるカメラとして発売されました。2つのセンサーと2つのレンズを搭載し、画像を処理することで360°イメージを実現しています。安価でかつ、使いやすくシンプルな小型の外観で、「360°カメラ」=「RICOH THETA」と言えるほど定番の360°カメラです。「RICOH THETA」シリーズは、初代の「RICOH THETA」、2代目の動画機能に対応した「RICOH THETA m15」、最上位モデルの「RICOH THETA S」、スタンダードモデルとして登場したばかりの「RICOH THETA SC」が発売されています。オススメモデルは「RICOH THETA SC」で、「RICOH THETA S」からHDMI-Micro(Type-D)が省略され動画撮影時間が短くなっていますが、価格が安くなりより購入しやすくなっています。まず、360°カメラを購入したい場合にオススメのカメラです。

価格:30,000円前後

基本仕様
画素数1200万有効画素センサー1/2.3型
CMOS×2
ISO感度100~1600(標準)
モニターなし
シャッタースピード1/8000~60秒撮影枚数260枚
静止画フォーマットJPEG:○動画フルHD(1920x1080)
30fps
ネットワークWi-Fi:○内蔵メモリ約8GB
幅×高さ×奥行き45.2×130.6×22.9mm重さ102g (本体のみ)


KeyMission 360
ニコン
KeyMission 360
KeyMission 360
ニコン「KeyMission 360」は360°撮影ができるアクションカメラです。「RICOH THETA」とは異なり、防水耐衝撃仕様なので過酷な状況でも使用することができます。水深30mまでの防水性能を備え、2mの落下にも耐える耐衝撃性能を持っています。-10℃の耐寒性能もあるので寒冷地でも使用できます。カメラの両側に2つのセンサーと2つのNIKKORレンズを搭載して、画像処理することで360°イメージを実現しています。高精細な4K UHD動画を撮影することができ、ハイレベルな360°動画を楽しむことができます。過酷な状況で360°撮影をしたい場合にオススメのカメラです。

価格:60,000円前後

基本仕様
焦点距離8.7mmセンサー1/2.3型
原色CMOS
画素数2114万総画素
2389万有効画素
撮影範囲先端レンズ面中央から約30cm
ISO感度100~1600(標準)
モニターなし
シャッタースピード1/8000~1秒撮影枚数230枚
静止画フォーマットJPEG:○動画4K(3840x2160)
24fps
ネットワークWi-Fi:○
NFC:○
Bluetooth:○
記録メディアSDカード:microSDXC
幅×高さ×奥行き65.7×60.6×61.1mm重さ198g (総重量)


Insta360 Nano
Insta360
Insta360 Nano
Insta360 Nano
「Insta360 Nano」はスマートフォンに装着して360°撮影を楽しめるカメラです。「Insta360ブランド」は中国「Shenzhen Arashi Vision」が2014年に設立しました。「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「iPhone 6s/6」「iPhone 6s Plus/6 Plus」に対応し、カメラに装着したり「Insta360 Nano」単体でも使用できます。重さはたったの70gなので、非常にコンパクトなサイズを実現しています。「RICOH THETA」は液晶モニターを搭載していないため、ライブビュー映像を確認するにはスマートフォンと接続してスマートフォンから見る必要があります。しかし、「Insta360 Nano」はスマートフォンに装着してすぐに撮影画像を確認できるので使い勝手は非常に高いです。「Insta360 Nano」のスマートフォンとの接続にはLightningコネクターを差し込むのでWi-Fi接続は不要です。価格も安いので「iPhone」を使用している場合にオススメのカメラです。

価格:24,000円前後

「Insta360」の最新モデルとして、「Insta360 ONE」が2017年8月29日に発売されました。4K動画、バレットタイム撮影、120fpsのスローモーション動画、インターバル撮影、RAW対応、強力な手ブレ補正、Bluetoothなどが特徴です。販売価格は4万3000円前後です。

2018年1月9日に「Insta360 Nano」の上位モデルとして「Insta360 Nano S」が発表されました。360°の動画や静止画の撮影、360°の動画チャット機能(ライブ映像配信)、マルチビュー機能などが搭載されています。販売価格は3万円前後です。

基本仕様
レンズF2.0 210°x210°センサー4メガピクセルCMOS
モニターなし記録メディアSDカード:microSDHCカード
幅×高さ×奥行き33×21×110mm重さ73g




Insta360 Air
Insta360
Insta360 Air
Insta360 Air
「Insta360 Nano」はiPhone用なのに対し、「Insta360 Air」はAndroid用の360度カメラです。対応機種はAndroid 5.1以降で、「マイクロUSB」用と「USB Type-C」用の2モデルがラインナップされています。Android用スマートフォンのUSB端子に装着することで全天球の画像や動画が撮影でき、ライブストリーミング配信もすることができます。電源はスマートフォンのバッテリーを使用するのでカメラ本体の充電は不要です。「Insta360 Nano」と同様に気軽に360度撮影が楽しめる360°カメラです。

価格:22,000円前後

基本仕様
レンズF2.4センサー4メガピクセルCMOS
対応機種Android 5.1以降コネクターMicro USB、USB Type-C
解像度静止画:3008x1504、動画:2560x1280 30fps記録メディアSDカード:microSDHCカード
モニターなしカラーブラック、ホワイト、ピンク、ゴールド
サイズ(直径)37.6mm重さ26.5g


Gear 360
サムスン
Gear 360
Gear 360
サムスン「Gear 360」は球体の360°カメラです。両側に魚眼レンズを装着されており、専用の三脚が取り付けられています。三脚は取り替えが可能で、ストラップなどに変更することも可能です。IP3の防滴性能と、IP5Xの防塵性能なのでアクションカメラほどではないですが、悪条件下でも撮影することが可能です。スマートフォンと連携して使用する場合は、「Galaxy S6」以降の末端が必要になります(Galaxy専用というわけではないようです)。「Galaxy」を使用している場合にオススメのカメラです。

小型軽量化された最新モデルの「Gear 360(2017) SM-R210NZWAXJP」も2017年6月に発売されます。840万画素のCMOSセンサーとF2.2のレンズが前後に搭載され、4K動画や防塵防滴仕様(IPX3・IP5X)、microSDカード保存に対応します。サイズは幅46.3×高さ100.6×奥行き45.1mm 質量約130gで、直径は約3cmの小型サイズを実現しています。

価格:36,000円前後

基本仕様
レンズF2.0センサー1500万画素CMOSx2
対応デバイスGalaxy S7 edge、Galaxy S6、Galaxy S6 edge動画4K(3840x1920)
30fps
ネットワークWi-Fi:○
NFC:○
Bluetooth:○
記録メディアSDカード:microSDXC
幅×高さ×奥行き60.1×56.3×66.7mm重さ152g


Kodak SP360
コダック
Kodak SP360
Kodak SP360
コダック「Kodak SP360」はコストパフォーマンに優れたアクションカメラです。他の360°カメラと異なり、レンズは1方向のみにしか搭載されていません。水平方向360度・垂直方向214度の画角で撮影するので撮影者まで写るような360°カメラではありません。2mの耐衝撃性能、IPX5相当の防滴性能(水中使用には専用ハウジングが必要)、IP6X相当の防塵性能、マイナス10℃までの耐低温設計になっています。「Kodak SP360」はフルHD(1920x1080 30p)までの動画機能ですが、上位機の「Kodak SP360 4K」は4K動画も撮影できます。

全天球VR映像を出力できる4K対応のアクションカメラ「KODAK PIXPRO 4KVR360」も2017年5月に発売されます。155°のレンズと235°のレンズを搭載したカメラで、「VRモード」、4K映像「FRONTモード」、超広角映像「GLOBALモード」の3つの撮影モードが利用できます。

価格:29,000円前後

基本仕様
焦点距離8.25mm(35mm判換算) F2.8センサー1/2.33型 CMOS
画素数1752万総画素
1636万有効画素
手ブレ補正電子式手ブレ補正
ISO感度100~800撮影範囲50cm~
連写約10コマ/秒撮影枚数静止画:約350枚、動画:約160分
静止画フォーマットJPEG:○動画フルHD(1920x1080) 30fps
848x480 120fps
ネットワークWi-Fi:○
NFC:○
記録メディアSDカード:microSDHC、内蔵メモリ:8MB
幅×高さ×奥行き41.1×50×38mm重さ103g (本体のみ)

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