外観・デザイン
- 【グリップ部の向上】
「FZH1」は高級感や操作性を洗練させたソリッドデザインを実現しています。グリップ部は握りやすさを追求し、よりホールドしやすい形状に変わりました。 - 【ドライブモードダイヤルに4Kフォトモードが追加】
「FZH1」は左上部の「ドライブモードダイヤル」に「4Kフォトモード」が追加されました。瞬時にモードを変更することが可能です。 - 【光学20倍ズーム】
「FZ1000」は25~400mm相当の光学16倍ズームレンズを搭載していましたが、「FZH1」は24~480mm相当の光学20倍ズームレンズ(LEICA DC VARIO-ELMARITレンズ)を搭載しています。レンズ構成は11群15枚から11群16枚になり、より高画質な撮影が可能です。 - 【インナーズーム構造】
「FZH1」は撮影時にレンズが繰り出しますが、その状態からワイド端(24mm)でもテレ端(480mm)でも長さが変わりません。ズームするとさらにレンズが伸びるタイプとは異なり、全長不変のために安定したフレーミングでバランスを保つことができます。 - 【ズーム時でも変わらないフォーカス位置】
「FZH1」は新開発されたフォーカス制御アルゴリズムを搭載しています。従来ではズームするとフォーカス位置が変わりピントが外れることがありましたが、「FZH1」はズームしてもそのままピントが合い続けます。 - 【シームレスな絞りコントロール】
「FZH1」は新開発のガルバノメーター式絞りコントロールを搭載することで、F値を変更しても「輝度のちらつき」や「画面のパカツキ」が抑えられて「FZ1000」よりも滑らかに露出コントロールをすることができます。絞り羽根枚数は7枚から9枚に増えてボケの形状が円形に近づきました。 - 【NDフィルターの内蔵】
「FZH1」は「1/4」「1/16」「1/64」と3段階の調節が可能なNDフィルターが内蔵されています。AUTOモードや「ND FILTER」スイッチも搭載されています。 - 【レンズにサイドボタンが追加】
「FZH1」はレンズに3つのファンクションボタン「Fn1」と、「ND FILTER」スイッチが追加されています。より直感的な快適操作が可能です。 - 【スリープモードを搭載】
「FZH1」はレンズが繰り出した状態で電源OFFやスリープ状態にすることができます。電源ONやスリープから復帰した時は、フォーカス位置を復元して位置を元に戻すことができます。即座に撮影を再開することが可能です。 - 【ファインダー倍率の向上】
「FZ1000」はファインダー倍率が約0.7倍でしたが、「FZH1」は約0.74倍になりました。また、アイポイントが20mm長くなり、より被写体をハッキリ捉えることができます。 - 【大型化】
「FZH1」は「FZ1000」より、幅が0.8mm、高さが3.4mm、奥行きが4mm、質量が135gの大型化をしています。
追加した機能
- 【タッチパネルに対応】
「FZH1」は新たにタッチパネルに対応しています。また、モニター解像度は約92万ドットから約104万ドットに向上しました。 - 【シネマ4Kモードを搭載】
「FZH1」は新たにシネマ4Kモード(4096x2160) 24pが追加されています。通常の4K(3840x2160)よりも映画製作に適したサイズで撮影することができます。 - 【4:2:2 10bitの出力に対応】
「FZH1」は動画撮影時に本体SDカードに記録を行わない場合に「4:2:2 10bit」での映像信号出力が可能です。また、SDカード記録中は「4:2:2 8bit」映像信号を同時出力することができます。 - 【Log撮影機能】
「FZH1」は別売のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU1」を購入することで、Log(V-Log、V-Log L)撮影が可能になります。 - 【その他の追加機能】
「FZH1」には、「HDMIのAuto REC」「VFR(バリアブルフレームレート)記録機能」「スロー&クイックモード」「ドリーズーム」「4Kライブクロップ」「ゲイン操作」「マスターペデスタル調整」「色相調整機能」「シンクロスキャン」「タイムコード」「カラーバー表示」「タッチ静音機能」「フォーカスブラケット」「絞りブラケット」「色温度ブラケット」「星空AF」「パノラマ(ワイド)」が追加されています。
向上した機能
- 【動画性能の向上】
「FZH1」は、All-Intra圧縮方式で最大200Mbps(フルHD撮影時)もの高ビットレート記録が可能です。IPB圧縮方式では最大100Mbps(4K/フルHD撮影時)の記録が可能です。その他にも、システム周波数を「59.94Hz」「50.00」「24.00Hz」の駆動周波数で切換可能、ファイル形式に「MOV」を追加しています。 - 【4K PHOTOの向上】
「FZH1」は4K PHOTOに「4Kフォトモード」「フォーカスセレクト」「フォーカス合成」「比較明合成」4つの機能が搭載されています。撮影方法は「4K連写」「4K連写(S/S[Start/Stop])」「4Kプリ連写」の3つから選択できます。撮影した画像は「スライドフォトセレクト」で直感的に選択でき、約5秒までの4Kフォトを「4Kフォト一括保存」できます。 - 【像揺れを低減】
「FZH1」はガイドポール方式を採用したことで、ズーム時に起こりがちな像揺れ・像飛びを「FZ1000」と比べて約1/5(80%減)まで抑制しています。 - 【超低速ズームが可能】
「FZH1」は新型の「コアレスDCモーター」を採用することで、超低速ズームが可能になりました。「FZ1000」はワイド端からテレ端まで約10秒だったのに対し、「FZH1」は約30秒で到達します。 - 【手ブレ補正時のノイズ音を低減】
「FZH1」はレンズ内手ブレ補正時の動作音が低減されています。よりノイズが少ない動画撮影が可能です。
パナソニック 2016-11-17
パナソニック 2014-07-17
製品名 | パナソニック LUMIX DMC-FZH1 | パナソニック LUMIX DMC-FZ1000 |
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発売日 | 2016年11月17日 | 2014年07月17日 |
価格 | 16万円前後 | 8万円前後 |
シリーズ | LUMIX(ルミックス)シリーズ | |
センサー | 1.0型(MOS) | |
画像処理エンジン | ヴィーナスエンジン | |
総画素数 | 2090万画素 | |
有効画素数 | 2010万画素 | |
最大記憶画素数 | 5472×3648px | |
焦点距離(35mm判換算) | 24~480mm | 25~400mm |
焦点距離 | 8.8~176mm | 9~146mm |
最短撮影距離 | 3cm | |
絞り値 | F/2.8~4.5 | F/2.8~4 |
光学ズーム | 20倍 | 16倍 |
デジタルズーム | 4倍 | |
ISO | 125~12800 | |
拡張ISO | 80~25600 | |
連写 | メカシャッター:12コマ/秒、電子シャッター:12コマ/秒 | メカシャッター:12コマ/秒、電子シャッター:50コマ/秒 |
測距輝度範囲 | EV-3~18 | |
AF方式 | コントラストAF | |
ファインダー | 有機EL(OLED) LVF (236万ドット/視野率100%/倍率0.74倍) | 有機EL(OLED) LVF (236万ドット/視野率100%/倍率0.7倍) |
モニター | 3インチ (104万ドット) | 3インチ (92万ドット) |
シャッタースピード | 1/4000~60秒 | |
電子シャッター | 1/16000秒 | |
セルフタイマー | 2、10秒 | ○ |
撮影枚数 | 350枚 | 360枚 |
RAW | ○ | |
JPEG | ○ | |
RAW+JPEG | ○ | |
動画 | シネマ4K (4096×2060) 24p、4K (3840×2160) 30p | 4K (3840×2160) 30p |
ファイル形式 | AVCHD Progressive、AVCHD、MP4、MOV | AVCHD Progressive、AVCHD、MP4 |
手ぶれ補正 | ○ | |
内蔵フラッシュ | ○ | |
防塵防滴仕様 | ||
ライブビュー | ○ | |
可動式モニター | バリアングル | |
pictbridge | ○ | |
水準器 | ○ | |
タッチパネル | ○ | |
顔認識 | ○ | |
英語対応 | ○ | |
バルブ撮影 | ○ | |
Wi-Fi | ○ | |
NFC | ○ | |
GPS | ||
Bluetooth | ||
SDカード | ○ | |
SDHCカード | ○ | |
SDXCカード | ○ | |
幅 | 137.6mm | 136.8mm |
高さ | 101.9mm | 98.5mm |
奥行き | 134.7mm | 130.7mm |
重さ | 915g | 780g |
総重量 | 966g | 831g |
インターフェイス | USB2.0、マイクロHDMI(Type D)、ヘッドホン | USB2.0、マイクロHDMI(Type D) |