ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正のメリットとデメリット


ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正のメリットとデメリット

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正のメリットとデメリットを比較しました。

カメラには「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」の2種類が使われています。どちらもメリットとデメリットがあり、どちらが優れているかは一概に言うことができません。

ボディ内手ブレ補正
「ボディ内手ブレ補正」は、イメージセンサーを動かすことでブレを抑える方法です。2004年にコニカミノルタから発売された「α-7 Digital」がデジタル一眼レフカメラで初めて「ボディ内手ブレ補正」を搭載したカメラです。「レンズ内手ブレ補正」に比べると歴史が浅く、ミラーレスカメラが盛んになってきてから搭載機種が増え始めてきました。

ボディ内手ブレ補正のメリット
「ボディ内手ブレ補正」は、装着できるレンズ(ほぼ)全てで使用できます。「ボディ内手ブレ補正」を搭載しているミラーレスカメラの場合は、マウントアダプターを使用して装着したレンズでもボディ内手ブレ補正の効果が利用できるので、オールドレンズを使用する場合でも快適な撮影ができます。その他には「回転ブレ」を補正できるメリットがあります。

ボディ内手ブレ補正のデメリット
「ボディ内手ブレ補正」を搭載したカメラはサイズが大きくなり重くなります。デジタル一眼レフカメラに「ボディ内手ブレ補正」が搭載されている場合、イメージセンサーへのブレは補正されていますが、光学ファインダーでは補正の効果が確認できません。電子ビューファインダーはイメージセンサーを通った画像が見えているので、ブレ補正の効果が確認できます。また、4K動画撮影時などは発熱のために「ボディ内手ブレ補正」が同時に使えないことがあります。

レンズ内手ブレ補正
「レンズ内手ブレ補正」はレンズ内の手ブレ補正ユニットを動かすことでブレを抑える方法です。1995年にキヤノンから発売された「EF 75-300mm F4-5.6 IS USM」がデジタル一眼レフカメラのレンズで初めて「レンズ内手ブレ補正」を搭載したレンズです。「ボディ内手ブレ補正」に比べると歴史があり、一眼レフカメラ用からミラーレス用まで多くのレンズで使用されています。

レンズ内手ブレ補正のメリット
「レンズ内手ブレ補正」は、レンズごとに手ブレ補正を搭載しているので最適化されたより効果が高い手ブレ補正が期待できます。「レンズ内手ブレ補正」はデジタル一眼レフカメラと相性が良く、光学ファインダー内でも手ブレの効果が確認でき、安定したフレーミングができます。また、超望遠撮影では「ボディ内手ブレ補正」より「レンズ内手ブレ補正」のほうが高い効果が期待できることがあります。

レンズ内手ブレ補正のデメリット
「レンズ内手ブレ補正」はレンズごとに手ブレ補正ユニットを搭載する必要があるのでレンズのサイズが大きく重くなります。超大口径レンズでは「レンズ内手ブレ補正」を搭載することが難しい場合があったり、単焦点レンズでは画質重視や小型化重視のために「レンズ内手ブレ補正」があえて省かれることがあります。回転ブレには対応しておらず、シフトブレはマクロレンズの場合には対応されることがあります。

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を組み合わせた手ブレ補正
「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」を組み合わせた手ブレ補正方式がミラーレスカメラで登場し始めています。パナソニックの「Dual I.S.」機能と、オリンパスの「5軸シンクロ手ぶれ補正」機能で、より高い手ブレ補正効果が実現できます。通常は「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」を組み合わせても補正効果がプラスされるわけではなく、逆にブレの原因になることもあります。「ボディ内手ブレ補正」だけでは補正が難しかった超望遠撮影での手ブレも「レンズ内手ブレ補正」と組み合わせることでよりブレを抑えて撮影できます。

一般的に言われる「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」のメリット・デメリット

ボディ内手ブレ補正 レンズ内手ブレ補正 両方組み合わせ
補正効果 ○(機種によっては◎) ◎+
望遠時の補正効果
カメラの肥大化 する しない する
レンズの肥大化 しない する する
カメラの発熱度 ×
対応ファインダー 電子ファインダー 光学ファインダー、電子ファインダー 光学ファインダー、電子ファインダー
角度ブレ
シフトブレ △(マクロレンズのみ搭載)
回転ブレ ×
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ボディ内手ブレ補正

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