UHS、ビデオ、スピードクラスの違い(SDカード)


UHS、ビデオ、スピードクラスの違い(SDカード)

SDカードの「スピードクラス」と「UHSスピードクラス」と「ビデオスピードクラス」の違いについて掲載しています。

SDカードには、転送速度を表す指標として「スピードクラス」が使われています。「スピードクラス」には、「スピードクラス」と「UHS」と「UHSスピードクラス」と「ビデオスピードクラス」の4つが主に使われます。「スピードクラス」は最低転送速度を表し、基本的には数値が大きいほど高速な転送が可能です。大容量のファイルを扱う場合や、高速連写・4Kなどの高画質な動画撮影をする場合に適しています。

SDカードの表記
SDカードの表記

スピードクラス
「スピードクラス」は最初に登場した転送速度の規格です。「Cの中に数字が書かれている」表記が「スピードクラス」になります。「CLASS 4」なら4MB/秒、「CLASS 10」なら10MB/秒の保証する最低書き込み速度表します。「CLASS 10」が最大の値です。

UHS
「UHS(Ultra High Speed)インターフェース」は「UHS-I」と「UHS-II」の2種類があります。「I」や「II」の表記が「UHSインターフェース」になります。「UHS-I」は104MB/s、「UHS-II」は312MB/sの最大転送速度を表します。

UHSスピードクラス
「UHSスピードクラス」は「UHSインターフェース」とは異なり、最低書き込み速度を表す表記です。「Uの中に数字の1か3が書かれている」表記が「UHSスピードクラスになります。「U1」は10MB/秒、「U3」は30MB/秒の最低書き込み速度を表しています。

ビデオスピードクラス
「ビデオスピードクラス」は新しく登場した規格です。「V6」が6MB/秒、「V90」が90MB/秒の転送速度を表します。

転送速度
転送速度は、「読み込み」と「書き込み」の両方の速度を表します。書き込み速度(Write)はデータを書き込む速度で、読み込み速度(Read)はデータを読み込む速度です。通常、読み込み速度(Read)のほうが書き込み速度(Write)より高速になります。

最低転送速度(対応動画) スピードクラス UHSスピードクラス ビデオスピードクラス
90MB/s(8K) V90
60MB/s(4K) V60
30MB/s(フルHD) UHSスピードクラス 3 V30
10MB/s(フルHD) CLASS 10 UHSスピードクラス 1 V10
6MB/s(HD) CLASS 6 V6
4MB/s(HD) CLASS 4
2MB/s(HD以下) CLASS 2
※修正しました。コメントありがとうございます。
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