- 富士フイルムは、「FUJIFILM X-T2」を発売する
- 2014年2月15日に発売された「FUJIFILM X-T1」の後継モデル
- 2430万画素のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS III」センサー(ローパスフィルターレス)を搭載し、「Xシリーズ」最高画質を実現
- 起動時間0.3秒、シャッタータイムラグ0.045秒、撮影間隔0.17秒など基本レスポンスを極限まで短縮
- AF測距点が従来モデルの49点から91点(最大325点)まで大幅に拡大
- 像面位相差AFの捕捉性能が向上
- コントラストAFが向上し、読み出し速度が従来モデルの2倍
- EVF性能は、最大画面輝度が従来モデルの約2倍に向上
- EVFが暗転し被写体が見えなくなるブラックアウト時間を従来モデルの半分以下に短縮
- Xシリーズ初となる4K動画撮影に対応
- 動画撮影時に、フィルムシミュレーションをベースにハイライトトーン、シャドウトーン、カラー、シャープネスの調整が可能
- Logガンマ「F-Log(エフログ)」モードの選択が可能
- 別売アクセサリー「縦位置パワーブースターグリップ VPB-XT2」装着時に、撮影枚数、連写性能の向上、撮影間隔、シャッタータイムラグ、ブラックアウト時間の短縮、4K動画の約30分延長が可能
- 「X-T1」から操作性を改善
- UHS-II規格に対応したSDデュアルカードスロット
- 「Xシリーズ」初となる3方向チルト方式を採用
- 価格は、「FUJIFILM X-T2 ボディ」が16万5000円前後、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISを組み合わせた「FUJIFILM X-T2 レンズキット」が20万5000円前後
基本仕様 | |||
---|---|---|---|
レンズマウント | フジフイルムXマウント系 | センサー | APS-C 23.6×15.6mm 原色フィルター/X-Trans CMOS III |
画素数 | 2430万有効画素 | 連写 | 14コマ/秒 |
ISO感度 | 200~12800(標準) 100~51200(拡張) | モニター | 3インチ 104万ドット |
シャッタースピード | 1/8000~30秒(電子シャッター:1/32000秒) | 撮影枚数 | 340枚 |
静止画フォーマット | RAW:○ JPEG:○ RAW+JPEG同時撮影:○ | 動画 | 4K(3840x2160) 30fps |
可動式モニター | 3方向チルト | 内蔵フラッシュ | - |
ネットワーク | Wi-Fi:○ | 記録メディア | SDカード:○ SDHCカード:○ SDXCカード:○ |
幅×高さ×奥行き | 132.5×91.8×49.2mm | 重さ | 457g (本体のみ) 507g (総重量) |
「FUJIFILM X-T2」に搭載されている「3方向チルト方式」は、「PENTAX K-1」の「フレキシブルチルト」とは異なるユニークな形状ですね。「FUJIFILM X-T2」はフラッグシップ機らしく素晴らしいスペックアップが図られている印象です。富士フイルムはこれで、「FUJIFILM X-T2」と「X-Pro2」のダブルフラッグシップ体制になりますね。