2008年3月にAPS-Cサイズ相当の大型センサーを搭載した初のコンパクトサイズなコンパクトデジタルカメラ「DP1(DPシリーズ)」が発売。DP0が超広角域(21mm相当)、DP1が広角域(28mm相当)、DP2が標準域(41-45mm相当)、DP3が中望遠域(75mm)相当の焦点距離をカバーします。2009年4月に「DP2」が発売され、画像処理エンジンやクイックセットボタンなどの操作性が向上しました。2009年10月に「DP1」のマイナーチェンジモデルの「DP1s」、2010年3月に「DP2」のマイナーチェンジモデル「DP2s」、2010年9月に「DP1s」のマイナーチェンジモデル「DP1x」、2011年5月に「DP2x」のマイナーチェンジモデル「DP2x」が発売されました。
2012年7月にDP Merrillシリーズの初代機「DP2 Merrill」、同年9月に「DP1 Merrill」、2013年2月に「DP3 Merrill」が発売されました。
2014年6月にはdp Quattroシリーズの初代機「dp2 Quattro」、同年10月に「dp1 Quattro」、2015年3月に「dp3 Quattro」、7月に「dp0 Quattro」が発売されました。dp Quattroシリーズは動画機能が非搭載です。
シリーズ内の主な違いは焦点距離で、シグマのコンパクトデジタルカメラはすべて単焦点レンズを使用しています。その他にも、若干のサイズ変更や画像処理エンジン、操作性などの違いがあります。「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」はメリットとしてローパスフィルターレス仕様で高い解像度を実現していますが、デメリットとして高感度性能には弱い傾向があります。
SIGMA dp Quattroシリーズ - 2,900万画素
SIGMA DP Merrillシリーズ - 4,600万画素
SIGMA DPシリーズ - 1,406万画素
※黒枠は現行品、白枠は旧製品・生産完了品です。メーカー公表とは異なる場合があります。